2024年8月、中国メディア「澎湃新闻」に宋威龙(ソン・ウェイロン)のインタビューが掲載されました。
タイトルは、
「封面人物|宋威龙:敢于慢,不怕迟」
日本語にすると、
「表紙人物|宋威龙:ゆっくり進むことを恐れず、遅れることを恐れない」
というような意味です。
25歳の誕生日を迎えたソン・ウェイロンが、仕事について、大連について、家族について、そしてこれから挑戦したい役について語ったインタビュー。
2020年には《下一站是幸福》《以家人之名》で大きな注目を集め、その後は出演作の公開や活動のペースが大きく変化しました。
そんな時間を経て、2024年のソン・ウェイロンは何を考えていたのでしょうか。
今回は、このインタビューから特に気になった言葉を紹介していきます😊
- 25歳の誕生日に投稿した映画《心灵奇旅》🎬
- 「活在当下」という考え方
- 2024年、ソン・ウェイロンは「ゆっくり進む」ことを語っていた🐢
- でも「仕事では息を抜かない」🔥
- 「内耗」と「悪い感情」を受け入れる
- 大連は「ユートピア」そして「タイムカプセル」🌊
- 大連には「過去」が保存されている
- ソン・ウェイロンが大連でおすすめする食べ物🍜
- 子どもの頃から「武術」が好きだった🥋
- 2020年の2作品を振り返る🎬
- 「どの役も印象深い」
- 「腹黒くて深い役もやってみたい」😏
- 2024年当時、公開を待っていた4作品
- 休みの日は何をしている?🚲
- 「認められること、励まされること、支えてもらうことが嬉しい」😊
- 最後に語った《心灵奇旅》の言葉
- まとめ|ソン・ウェイロン「敢于慢,不怕迟」は2024年の彼を知る言葉
25歳の誕生日に投稿した映画《心灵奇旅》🎬
ソン・ウェイロンは25歳の誕生日に、映画《心灵奇旅(ソウルフル・ワールド)》のスクリーンショットを微博に投稿しました。
映画の主人公ジョーは、長年夢見ていたジャズの舞台に立つチャンスをつかみます。
ところが、実際に夢がかなってみると、想像していたほどの大きな幸福感はありませんでした。
そこから、
「人生で本当に大切なものは何なのか」
ということを考えさせられる物語です。
この映画についてソン・ウェイロンは、
「看完很有能量」
と話しています。
日本語にすると、
「見終わったあと、すごくエネルギーをもらった」
という感じでしょうか。
澎湃新聞の記事によると、ソン・ウェイロンはこの半年ほど、さまざまな場面でこの映画について話していたそうです。
ただ、映画から何を感じたのかについて、本人が詳しく説明したわけではありません。
それでも、
「看完很有能量」
という一言は印象に残ります。
25歳という年齢で、仕事や人生について考える時期だったことを考えると、ちょっと気になる映画ですよね😊
「活在当下」という考え方
《心灵奇旅》には、
「夢をかなえることだけが人生ではない」
というテーマがあります。
夢や目標を持つことはもちろん大切。
でも、人生の中にある「火花」は、必ずしも大きな成功だけから生まれるわけではありません。
空を眺めること。
歩くこと。
ピザを食べること。
誰かと過ごすこと。
そんな何気ない日常の中にも、大切なものがある。
ソン・ウェイロンは映画について細かく解説したわけではありませんが、2024年のインタビュー全体を読むと、仕事だけではなく、生活や故郷、自分の感情についても語っています。
その中で出てくるのが、
「敢于慢,不怕迟」
という言葉です。
2024年、ソン・ウェイロンは「ゆっくり進む」ことを語っていた🐢
インタビューのタイトルにもなっている、
「敢于慢,不怕迟」
という言葉。
これは、
「ゆっくり進むことを恐れない。遅れることを恐れない」
というような意味です。
2020年、ソン・ウェイロンは《下一站是幸福》と《以家人之名》で大きな注目を集めました。
その後、活動のペースが大きく変わり、2024年のインタビューでは、2020年以降の時間についても触れられています。
澎湃新聞は、2020年に2作品で注目を集めたあと、ソン・ウェイロンが「慢下来」、つまり一度ゆっくり進み、自分のペースでその後の道を考えたと紹介しています。
そしてソン・ウェイロン自身も、
「休息是一种补偿」
と話しています。
日本語なら、
「休むことも、自分に対する補償の一つ」
という感じでしょうか。
忙しく走り続けるだけではなく、休む時間も必要。
2024年のソン・ウェイロンの言葉からは、そんな考え方が見えてきます。
でも「仕事では息を抜かない」🔥
一方で、仕事についてはかなりストイックです。
インタビュアーから、
「これまでの仕事の中で、少し息を抜いてもいいと思える時期はありましたか?」
と聞かれたソン・ウェイロン。
その答えが、
「我现在都没有觉得工作有可以松口气的时候。生活可以松口气,工作不行。」
でした。
日本語にすると、
「今でも、仕事は少し息を抜いてもいいと思える時期はないです。生活では息を抜いてもいい。でも仕事はダメ。」
という意味です。
生活では息を抜いていい。
でも、仕事ではまだ息を抜かない。
「敢于慢,不怕迟」というタイトルだけを見ると、のんびり進むようにも感じますが、仕事への向き合い方はむしろかなり真面目です。
この対比が、ちょっと面白いところです。
「内耗」と「悪い感情」を受け入れる
インタビューでは、
「内耗(nèihào)」
という言葉についても話しています。
中国語の「内耗」は、悩みや不安を自分の中で抱え続け、精神的に消耗してしまうような状態を表す言葉です。
宋ソン・ウェイロンは、
「只有承认‘内耗’和‘坏情绪’的存在,面对它们,才能和它们和解。」
と話しています。
日本語なら、
「『内耗』や『悪い感情』の存在を認めて、それと向き合ってこそ、初めてそれらと和解できる」
という意味です。
2024年のソン・ウェイロンは、ネガティブな感情を無理に消そうとするのではなく、
「まず存在を認める」
という考え方を語っていました。
以前のインタビューでは、若い頃の孤独や、家を離れて仕事をする中で感じた「安心感」についても語っています。
2017年の《Vogue Me》では、家を離れてから両親のことをより理解するようになったと話していました。
👉 宋威龙(ソン・ウェイロン)と両親の関係|2017年《Vogue Me》インタビュー
こうして過去のインタビューと並べてみると、ソン・ウェイロンが仕事や生活について語ってきた言葉を、時系列で追うこともできます。
大連は「ユートピア」そして「タイムカプセル」🌊
ソン・ウェイロンを語るうえで、やっぱり外せないのが大連です。
大連市内で育った宋威龙にとって、故郷は特別な場所。
今回のインタビューでは、
「大连太好了」
と語ったうえで、
「大连就像一个‘乌托邦’或者‘时间胶囊’」
と表現しています。
日本語にすると、
「大連は僕にとって『ユートピア』、あるいは『タイムカプセル』のような場所」
です。
これは、かなり印象的な言葉ですよね。
以前の記事でも、ソン・ウェイロンの大連育ちや河南とのルーツについて調べました。
今回のインタビューでは、プロフィール上の「大連」という情報だけではなく、本人にとって大連がどんな場所なのかが語られています。
大連には「過去」が保存されている
ソン・ウェイロンは大連について、
「它储存着我的过去,又让我幻想未来。」
とも話しています。
つまり、
「僕の過去を保存していて、同時に未来を想像させてくれる」
場所。
大連に帰れば、昔からの友達や家族に会う。
子どもの頃から知っている場所を見る。
昔から食べてきたものを食べる。
そうした記憶が残っている一方で、そこから未来のことも想像する。
だからソン・ウェイロンにとって大連は、単なる「出身地」ではなく、
過去と未来をつなぐ場所
なのかもしれません。
ソン・ウェイロンが大連でおすすめする食べ物🍜
インタビューでは、大連の食べ物についても話しています。
ソン・ウェイロンが挙げているのは、
- 海胆(ウニ)
- 海肠水饺(海腸餃子)
- 烤冷面夹豆腐(焼き冷麺に豆腐を挟んだもの)
など。
大連に帰ったら、こうした昔からの味を食べるのでしょうね。
以前の記事でも、ソン・ウェイロンの大連での春節や家族との日常について紹介しました。
👉 宋威龙(ソン・ウェイロン)の料理と家族|大連で過ごした春節も語る
こうして並べてみると、
大連=故郷・家族・食べ物・昔からの記憶
というソン・ウェイロンとのつながりが、少しずつ見えてきます😊
子どもの頃から「武術」が好きだった🥋
ソン・ウェイロンといえば、武術の話も有名です。
9歳の頃、李連杰(ジェット・リー)の映画《少林寺》を見たことをきっかけに、武術を学ぶようになりました。
さらに、親の反対がありながらも、幼い頃に自分で武術学校へ行くことを決めています。
今回、
「武侠の世界で最も惹かれる精神は?」
と聞かれて、ソン・ウェイロンが答えたのは、
「就是单纯的喜欢。是朴素的‘善有善报、恶有恶报’精神。」
でした。
つまり、
「単純に好きなんです。『善いことをすれば善い報いがあり、悪いことをすれば悪い報いがある』という素朴な精神です」
ということ。
アクションそのものだけではなく、武侠にある「正義」の考え方にも惹かれているようです。
2020年の2作品を振り返る🎬
インタビューでは、これまで演じた役についても話しています。
特に挙げられたのが、
《下一站是幸福》元宋
そして、
《以家人之名》凌霄
です。
元宋は、明るく積極的で、「小さな太陽」のようなキャラクター。
一方の凌霄は、敏感で、感情を内側に抱える人物です。
ソン・ウェイロンは、元宋については「自分とは性格が違う」とされ、凌霄については自身が経験した孤独や安心感を理解するうえで、これまでの人生経験が役立ったと紹介されています。
現在のmamaでも、《以家人之名》について、あらすじや凌霄を中心に詳しく紹介しています。
👉 『以家人之名』あらすじ・キャスト!宋威龙の凌霄が切ない家族ドラマ
また、《仿生人间》の程诺については、
「角色造型上的突破」
つまり、
「キャラクターのビジュアル面での挑戦」
が印象に残っていると話しています。
「どの役も印象深い」
インタビュアーから、
「これまで演じた役で、特に影響を受けたのは?」
と聞かれたソン・ウェイロン。
その答えは、
「我演的角色对我来说印象都很深刻。」
でした。
つまり、
「自分が演じた役は、どれも僕にとってとても印象深いです」
ということ。
元宋、凌霄、程诺。
それぞれかなり違うキャラクターですが、ソン・ウェイロンにとっては、どの役も俳優としての経験になっているのでしょう。
「腹黒くて深い役もやってみたい」😏
そして、これから挑戦してみたい役について聞かれると、
「没演过的角色都挺想尝试的。」
と答えています。
「まだ演じたことのない役なら、どれも挑戦してみたい」
という意味です。
さらに、
「最近觉得如果有一个看起来人畜无害,实则腹黑深沉的角色,也不错。」
とも話しました。
日本語にすると、
「最近は、一見すると無害そうなのに、実は腹黒くて奥深いキャラクターもいいなと思っています」
という感じ。
ソン・ウェイロンがこれまで演じてきた役とは、また違ったタイプですよね。
ファンとしては、
「それ、見てみたい!」
となるやつです😂
2024年当時、公開を待っていた4作品
このインタビューが掲載された2024年当時、ソン・ウェイロンには4作品が待機していました。
- 《七根心简》
- 《相思令》
- 《千香引》
- 《韶华若锦》
これらは過去2~3年の間に、一作ずつ撮影してきた作品です。
澎湃新聞の記事では、これを「耐心」、つまり忍耐や辛抱強さの表れとしても紹介しています。
2020年に大きく注目されたあと、次々に作品を公開するのではなく、時間をかけて一つずつ作品を撮影していた。
それが「敢于慢,不怕迟」というタイトルにもつながっているのでしょう。
現在では、この4作品のうち《相思令》《七根心简》《韶华若锦》などについても、mamaで記事を追っています。
つまり、この2024年の記事は、
「まだ公開されていなかった作品を、当時のソン・ウェイロンがどんな状態で待っていたのか」
を知るための過去資料としても読めます。
休みの日は何をしている?🚲
仕事がないときは、
- 散歩
- 自転車
- 映画を見る
- 格闘技を見る
などをしているそうです。
最近は格闘技を見るのが好きで、
「满热血的」
と話しています。
「すごく熱くなれる」という感じですね🔥
そして、自分自身について、
「我是一个i人」
とも話しています。
中国でいう「i人」は、MBTIのI(Introversion)=内向型の人を指す言葉。
ソン・ウェイロンは、
「可能独处是我汲取能量的一种方式」
つまり、
「一人で過ごすことが、僕がエネルギーを得る方法なのかもしれない」
と話しています。
一人の時間からエネルギーを得る。
これも、仕事中のソン・ウェイロンとは少し違った一面ですよね。
「認められること、励まされること、支えてもらうことが嬉しい」😊
「最近一番幸せな瞬間は?」
という質問に対しては、
「挺多开心的时刻的,被认可、被鼓励、被支持都挺开心的。」
と答えています。
日本語にすると、
「嬉しい瞬間はけっこうたくさんあります。認めてもらうこと、励ましてもらうこと、支えてもらうことは、どれも嬉しいです」
という意味です。
「認めてもらう」「励ましてもらう」「支えてもらう」。
俳優として活動していく中で、周囲からの反応や応援も大きなエネルギーになっているのかもしれませんね。
最後に語った《心灵奇旅》の言葉
インタビューの最後に、
「最近好きな映画と、その理由を教えてください」
と聞かれたソン・ウェイロン。
答えは、やはり
《心灵奇旅》
でした。
そして、
「很推荐大家去看看。」
「みなさんにぜひ見てほしいです」
とおすすめしています。
最後に彼が言ったのが、
「它们都是我们,接受它们吧。」
という言葉。
日本語にすると、
「それらはすべて私たち自身。受け入れていきましょう」
というような意味になります。
「内耗」も、
「悪い感情」も、
「孤独」も、
「うまくいかない時間」も。
無理に否定するのではなく、まず存在を認めて受け入れる。
2024年のインタビューを読んでいると、ソン・ウェイロンが仕事だけではなく、生活や故郷、自分自身の感情についても言葉にしていることが分かります。
まとめ|ソン・ウェイロン「敢于慢,不怕迟」は2024年の彼を知る言葉
今回のインタビューで印象に残ったのは、
「生活では息を抜いていい。でも仕事はダメ」
という言葉でした。
そして、
「敢于慢,不怕迟」
というタイトル。
ゆっくり進むことと、仕事に手を抜くことは、ソン・ウェイロンにとって同じではなかったのかもしれません。
大連を「ユートピア」「タイムカプセル」と表現し、家族や友人との時間を大切にする。
一人で過ごすことからエネルギーを得る。
一方で、仕事ではまだまだ新しい役に挑戦したい。
特に、
「一見すると無害なのに、実は腹黒くて奥深い役」
を演じてみたいという言葉は、ファンとしてかなり気になります😂
2020年の《下一站是幸福》《以家人之名》で大きく注目されたあと、活動のペースが変化したソン・ウェイロン。
2024年のインタビューでは、その時間についても触れながら、
「ゆっくり進むことを恐れない」
という言葉が掲げられていました。
焦らず、でも仕事では手を抜かない。
そして、大連に帰れば過去の記憶があり、そこからまた未来を想像する。
25歳だったソン・ウェイロンが語った言葉を読んでいると、作品の中だけでは分からない、本人の考え方や故郷への思いが少し見えてきます😊
これからソン・ウェイロンがどんな役を選び、どんな俳優になっていくのか。
2024年に語っていた「これから演じたい役」が、いつか実際の作品として見られる日も楽しみですね♡

