中国ドラマを見ていると、
「この声、俳優本人の声なのかな?」
と思うことがあります。
私の場合、それが気になったきっかけが宋威龙(ソン・ウェイロン)でした🤭
ドラマによって、
「この声、宋威龙本人っぽい!」
と思う作品もあれば、
「あれ? なんとなく声が違うような……?」
と感じる作品もある。
そこで調べてみたら、中国ドラマでは**原声(本人の声)と配音(別の声優による吹き替え)**があり、作品によってかなり違うことが分かりました。
しかも、ここにはちょっと面白いポイントがあります。
「原声=撮影現場で録った声を、そのまま使っている」という意味ではないんです。
今回は、宋威龙の出演作を例に、中国ドラマの「原声」と「配音」について調べてみました😊
中国ドラマの「原声」と「配音」って何?
まず、簡単に整理してみます。
原声=俳優本人の声
中国語でいう「原声(yuánshēng)」は、簡単に言えば俳優本人の声を使っているということ。
ただし、ここで注意したいのが、
原声=撮影中に録音した音声を、そのまま最終版で使っている
とは限らないことです。
撮影時の音声とは別に、後から俳優本人がスタジオなどで台詞を録り直すことがあります。
つまり、この記事では、
最終的にドラマで聞こえている声が、その俳優本人の声なのか?
という意味で「原声」を考えます。
これなら、
「後から録り直しているけど、声は本人」
というケースも含めて整理できます。
配音=別の声優が吹き替える
一方の「配音」は、俳優本人ではなく、別の声優がキャラクターの声を担当することです。
たとえば宋威龙の場合、
『凤囚凰』の容止は魏超、
『相思令』の玄烈は弋凡、
というように、別の配音演员が担当しています。
だから、
「この声、宋威龙本人じゃなかったの!?」
ということが普通に起こるんですよね😂
なぜ中国ドラマでは吹き替えが多いの?
中国ドラマを見ていると、日本のドラマよりも「配音」が多いように感じる人もいると思います。
その背景には、撮影環境や中国語の発音など、いくつかの事情があります。
屋外撮影なら周囲の音が入りやすいですし、アクションや古装劇では撮影環境もかなり特殊。
さらに、作品として統一された発音や声質に整えるため、後から声を作ることもあります。
だから、
俳優本人が演技をする
↓
撮影後に台詞を整える
↓
本人または別の声優が録音する
という工程もあり得るわけです。
ここを知ると、中国ドラマを見るときの「声の違和感」の正体がちょっと分かってきます👀
宋威龙のドラマにも「原声」と「配音」がある
では、実際に宋威龙の出演作を見てみます。
私が調べた範囲では、こんな感じでした。
| 作品 | 役名 | 声 |
|---|---|---|
| 『半妖倾城Ⅱ』 | 应龙 | 原声として扱われる |
| 『下一站是幸福』 | 元宋 | 原声として扱われる |
| 『以家人之名』 | 凌霄 | 原声として扱われる |
| 『君子盟』 | 张屏 | 原声として扱われる |
| 『仿生人间』 | 程诺 | 原声として扱われる |
| 『七根心简』 | 罗韧 | 原声として扱われる |
| 『骄阳似我』 | 林屿森 | 原声 |
| 『野狗骨头』 | 陈异 | 原声として扱われる |
| 『我与你的光年距离』 | 顾世一 | 杨天翔 |
| 『凤囚凰』 | 容止 | 魏超 |
| 『漂亮书生』 | 风承骏 | 边江 |
| 『彼岸花』 | 林和平 | 魏超 |
| 『相思令』 | 玄烈 | 弋凡 |
| 『韶华若锦』 | 江绪 | 张福正 |
作品によって資料の表記には差がありますが、中国側の作品資料で「配音」の担当者が明記されている場合は、かなり分かりやすいです。
たとえば『我与你的光年距离』では、宋威龙演じる顾世一の声を杨天翔が担当しています。
『凤囚凰』の容止も魏超。
『彼岸花』の林和平も魏超です。
そして『相思令』の玄烈は弋凡。ここは私自身、最初に見たときは普通に宋威龙本人の声だと思っていました😂
『相思令』は宋威龙本人の声だと思っていた!
これ、私の中ではかなり意外でした。
『相思令』で宋威龙が演じるのは、北泫の玄部首領・玄烈。
低めで落ち着いた声なので、
「これ、宋威龙本人の声だよね?」
と思いながら見ていたんです。
ところが調べてみたら……
玄烈の配音は弋凡。
えっ、本人じゃないの?😂
しかも、普通に見ていると全然違和感がありません。
声優さんがキャラクターに合わせて声を作っているからこそ、俳優本人の声だと思ってしまったのかもしれません。
ちなみに、mamaでは『相思令』について、玄烈と奚姬秀を中心にドラマのあらすじやキャストもまとめています。
「玄烈の声、誰なんだろう?」と思った方は、こちらの記事と合わせて見ると面白いと思います😊
『以家人之名』の凌霄は?
私が宋威龙に沼ったきっかけでもある『以家人之名』。
宋威龙が演じるのは凌霄です。
『以家人之名』あらすじ・キャスト!宋威龙の凌霄が切ない家族ドラマ
この作品は、資料上では凌霄の「配音」が別人として記載されていないため、本人の原声として扱われます。
改めて声を意識して見てみると、
「なるほど、この声が宋威龙本人なんだ」
と、以前とはちょっと違った楽しみ方ができます。
しかも凌霄はかなり感情を抑えた話し方をするので、声そのものよりも、声のトーンや間の取り方に注目すると面白いんですよね。
ちなみに『以家人之名』については、凌霄をめぐる中国での反応についても別記事で調べています。
『骄阳似我』は「原声」だけど、後から録っている
そして、今回調べていて特に面白かったのが『骄阳似我』です。
宋威龙が演じる林屿森は、資料上では配音担当者が記載されておらず、本人の原声として扱われています。
ところが、この作品には「配音导演」がクレジットされています。
「じゃあ、原声じゃないの?」
と思ってしまいそうですが、ここがポイント。
配音导演がいることと、別の声優が宋威龙の声を担当することは同じではありません。
『骄阳似我』では、宋威龙本人が後の台詞調整・録音に関わっていることが伝えられており、本人の声を作品として仕上げていく工程があったと考えられます。
つまり、
原声=撮影現場の音をそのまま使う
ではなく、
原声=最終的に聞こえる声が本人
と考えると、かなり分かりやすい。
この違い、最初に知ったときは私も「なるほど!」となりました🤔
『君子盟』や『七根心简』も原声として楽しめる
宋威龙の声をじっくり聞きたいなら、『君子盟』の張屏も面白い作品です。
『君子盟』の資料では、張屏を宋威龙が演じ、別の配音演员の名前は記載されていません。
また、『七根心简』の罗韧も、宋威龙が演じ、配音欄は「-」となっています。
『七根心简』は、それまでの恋愛ドラマとはかなり雰囲気が違います。
mamaの出演ドラマまとめでも、
「ワイルドな宋威龙が見たい」
という作品として紹介しています。
声だけではなく、
「こんな役もやるんだ!」
という宋威龙の変化を見るのにも面白い作品です✨
「原声」と「配音」を知ると、中国ドラマの見方が変わる
今回調べてみて、私が面白いと思ったのは、
同じ俳優でも、作品によって「声の本人度」が違う
ということ。
たとえば、
『凤囚凰』
→ 宋威龙が演じる容止
→ 声は魏超
『彼岸花』
→ 林和平
→ 声は魏超
『相思令』
→ 玄烈
→ 声は弋凡
一方で、
『以家人之名』
→ 凌霄
→ 本人の声として扱われる
『七根心简』
→ 罗韧
→ 本人の声として扱われる
『骄阳似我』
→ 林屿森
→ 本人の声
という違いがあります。
こうやって並べてみると、
「宋威龙って、作品によって声の印象が違うな」
と思っていた理由も、少し分かってきます。
そして、配音演员さんの仕事もかなり気になってきます。
俳優本人とは違う声なのに、
「この声、本人だと思っていた!」
となるくらいキャラクターに馴染ませるわけですから。
中国ドラマを見るとき、
俳優を見る
↓
声を聞く
↓
「これ、本人?」と気になる
↓
原声か配音か調べる
という楽しみ方ができるようになりました😊
宋威龙の声を意識してドラマを見てみる
私はこれまで、ドラマを見るときは、
「宋威龙、かっこいいな♡」
くらいで見ていた部分もかなりあります(笑)。
でも原声と配音を知ってからは、
「この声は本人かな?」
という別の楽しみが増えました。
特に『相思令』の玄烈は、完全に本人だと思っていたのでびっくり😂
逆に、『以家人之名』の凌霄や『君子盟』の張屏などは、
「この声も宋威龙本人なんだ」
と思って聞くと、また違った印象があります。
中国ドラマは映像やストーリーだけではなく、声まで含めてキャラクターが作られているんですね。
そして、原声なのか配音なのかを知ると、
「この俳優、声も含めて演じているんだ」
「この役は声優さんがキャラクターを作っているんだ」
という、今までとは違った見方ができるようになります。
宋威龙の出演作をいろいろ調べていると、作品だけではなく、こういうところまで気になってくるんですよね🤭
ちなみに、宋威龙の出演作やプロフィールをまとめて見たい方はこちらもどうぞ。
私もこれからドラマを見るときは、
「……この声、本人?🤔」
と、ちょっと耳を澄ませてしまいそうです(笑)。

