はじめに
第10話では、ウンタクが20歳になり、シンとの距離がさらに近づきました。
一方で、死神はサニーの前世がシンの妹・キム・ソンであることに気づきます。
つまり――
シンとサニーは、前世では兄妹だった。
しかも死神は、サニーの前世に深く関わっている人物。
第11話では、ついにシンがサニーのもとへ向かいます。
その姿はまるで、
「900年ぶりに妹に会いに来た兄」
なのですが……
サニーからすると、
「知らない男が突然、自分を妹扱いしてくる」
という、とんでもなく怪しい状況(笑)
そしてもうひとつ。
シンとウンタクの恋にも、大きな運命が迫ってきます。
登場人物
| 登場人物 | 役名 | 俳優 | どんな人物? |
| 🗡️ キム・シン | トッケビ | コン・ユ | 高麗時代の英雄。900年以上生き続ける不滅の存在。自分を死なせてくれる「トッケビの花嫁」を探している。 |
| 🕯️ チ・ウンタク | トッケビの花嫁 | キム・ゴウン | 幽霊が見える高校生。幼い頃に母を亡くし、親戚の家で暮らしていた。キム・シンの胸に刺さった剣を見ることができる。 |
| 🖤 死神 | 死神 | イ・ドンウク | 死者をあの世へ送り届ける存在。キム・シンと同居することになる。 |
| 🌹 サニー | チキン店の社長 | ユ・インナ | 明るく気の強い女性。ウンタクがアルバイトをするチキン店の社長。 |
| 👑 王 | ワン・ヨ | キム・ミンジェ | 高麗時代の王。キム・シンの存在を恐れ、悲劇を引き起こす。 |
| 👸 王妃 | キム・シンの妹 | キム・ソヒョン | 高麗時代の王妃。キム・シンを慕っているが、兄とともに悲しい運命をたどる。 |
| 👵 サムシン | 三神ハルモニ | イエル | 人間の誕生や運命に関わる神秘的な存在。ウンタクの人生にも深く関わっている。 |
| 👵 老婆 | ウンタクを助ける謎の老婆 | キム・スヨン | 幼いウンタクの前に現れ、彼女を守る不思議な存在。 |
第11話の注目人物
👸サニー
今回、一番大きく動くのがサニー。
自分が高麗時代のキム・ソンだったことを知らないまま生きてきたサニーですが、
「あなたは私の妹だ」
とシンから突然言われます。
もちろん、
「何言ってるの、この人?」
となります(笑)
でも、シンが見せるものや言葉を聞いているうちに、少しずつ自分の中に説明できない感情が生まれていきます。
🖤死神
サニーを愛しているのに、
そのサニーが自分が送り出すべき「死者」の生まれ変わりかもしれない。
さらに、その前世には自分自身も関係している。
死神にとっても、とても苦しい状況です。
🗡️シン
妹との再会だけでも心を揺さぶられるシン。
さらにウンタクの命に関わる重大な事実まで知ることになります。
これまで「死にたい」と言っていたシンが、
今度は、
「何があってもウンタクを守る」
という側へ変わっていきます。
第11話 詳しいあらすじ・ネタバレ
シン、妹に会いに行く!
死神から、
「サニーはあなたの妹、キム・ソンの生まれ変わりだ」
と聞いたシン。
もう、じっとしてはいられません。
向かった先は、もちろんサニーのチキン店。
そしてサニーの顔を見るなり――
「ソン!」
と呼びます。
さらに、
「会いたかった」
と言って抱きしめるシン。
……いやいや(笑)
サニーからしたら、
知らない男性に突然抱きしめられている
わけです。
当然、
「何なの、この人?」
状態。
死神も慌ててシンを引き離します(笑)
シンにとっては900年ぶりの妹との再会。
でもサニーには、その記憶がありません。
この温度差が、なんとも切ないんですよね。
シン、妹のために毎日のようにサニーの店へ
それでもシンは諦めません。
サニーが好きだったものを持ってきたり、
妹にしてあげたかったことをしようとしたり。
完全に、
「妹が可愛くて仕方ない兄」
になっています(笑)
でもサニーからすれば、
「なんで私のことをそこまで知っているの?」
という感じ。
しかも、シンはサニーのことを見ながら、
「昔はもっとおとなしくて上品だったのに……」
などと言います。
すると死神が、
「彼女の何が悪い!」
とサニーをかばう。
ここでも、
シン=兄
死神=好きな男
という妙な構図になっています(笑)
ウンタク、シンの行動を怪しむ(笑)
シンが最近、やたらとサニーの店へ行っている。
当然、ウンタクも気になります。
「もしかして、おじさん……」
と疑うウンタク。
まさかシンが、
「サニーは自分の妹の生まれ変わりだから」
という理由で通っているとは思いません。
ところがドクファから事情を聞き、
ようやく納得します。
サニーがシンの妹の生まれ変わり。
ウンタクは、
「前世って本当にあるんだ……」
と改めて実感することになります。
サニーがシンの家へ
そんなある日、サニーがシンの家へやってきます。
そこで目にするのが、
高麗時代の女性が描かれた掛け軸。
その女性こそ、
かつての自分――
キム・ソン。
サニーは絵を見つめます。
そして、
「この人は、幸せに暮らしたの?」
と尋ねます。
シンにとっては、とても苦しい質問です。
妹の人生が幸せだったとは、とても言えません。
むしろその人生は、
王への愛と、兄への愛の間で引き裂かれた人生。
最後には兄とともに悲劇へ向かっていきました。
シンは、そのすべてを900年以上も覚えたまま生きているのです。
サニーも、シンの話を聞いているうちに、胸が苦しくなっていきます。
理由は分からない。
でも、
なぜか涙が出てしまう。
それが自分の前世の記憶とつながっていることを、まだサニーは知りません。
高麗時代――ソンと王
ここで、再び過去の物語が描かれます。
シンの妹・ソンは、王ワン・ヨの王妃。
しかし王は、シンに強い警戒心を抱いていました。
国を守る英雄として民から慕われるシン。
それが王にとっては、
自分よりも人々に愛される存在
に見えてしまったのです。
さらに王のそばには、
パク・チュンホン
という人物がいました。
パク・チュンホンは王の不安や嫉妬を利用し、
シンを危険な存在だと思わせていきます。
そして王は、妹ソンに選択を迫ります。
「兄を選ぶのか、それとも王妃として生きるのか」
ソンは、それでも兄を裏切りません。
その結果――
悲劇が起こります。
シンが宮殿へ戻ってきたとき、
ソンは兄の姿を見て微笑みます。
しかしその直後、
背後から放たれた矢がソンの命を奪います。
シンは、
自分の妹が殺された瞬間を目の前で見ることになる。
そして、これがシンの人生を決定的に変えてしまった出来事のひとつでした。
ウンタク、ついに高校卒業!
一方、現代のウンタク。
高校を卒業します。
最初に出会ったときは高校生だったウンタクも、もう大人へと近づいていきます。
そして卒業式には、
もちろん死神も登場。
サニーに会うために、ウンタクの卒業式へ行こうとします。
花束を持って、
「今度こそ、ちゃんと話したい」
という気持ちでサニーの前に現れます。
死神は、
「自分が何者なのか分からない」
と正直に話します。
サニーに対する気持ちは本物。
でも自分が何者なのか、自分自身でも分からない。
この2人の恋も、
ただのラブコメでは終わらないんですよね。
そして、ウンタクに「死の招待状」が届く
ここから、第11話が一気に切なくなります。
死神のもとに、
ウンタクの死に関する通知
が届きます。
ウンタクには、
近い将来、
死ぬ運命
がある。
シンは、その事実を知ります。
これまで、
「剣を抜けばシンが死ぬ」
と思っていたウンタク。
でも実は――
シンが死ななければ、ウンタクの命が危ない。
そんな残酷な運命だったのです。
シンは、ウンタクに隠し続けることができなくなります。
シンがウンタクに真実を話す
シンはウンタクに伝えます。
自分の胸に刺さった剣。
それを抜かなければ、
ウンタク自身が死ぬ可能性がある。
ウンタクはショックを受けます。
つまり、
シンが生きる。
↓
ウンタクが死ぬ。
シンが剣を抜く。
↓
シンが消える。
どちらを選んでも、
2人が一緒に生き続ける未来がない。
これまで「おじさんを死なせたくない」と思ってきたウンタク。
でも、
「私が剣を抜かなければ、私が死ぬ」
と知ってしまいます。
ウンタクにとっては、
あまりにも残酷な選択です。
「何があっても君を守る」
そんなウンタクを見て、シンの気持ちは決まります。
これまでのシンは、
「自分を死なせてくれる花嫁」
を探していました。
でも今は違う。
ウンタクに生きてほしい。
自分がどうなっても、
ウンタクだけは守りたい。
そう思うようになっています。
「死にたい」と願っていた男が、
大切な人のために、
「生きたい」
と思い始める。
ここが、第11話の大きなポイントです。
ウンタク、幽霊のお願いを聞く
そしてウンタクは、いつものように幽霊の姿を見つけます。
幽霊から、
「お願いがある」
と頼まれます。
ウンタクは放っておけません。
幽霊の頼みを聞き、ある男性のもとへ向かいます。
ところが――
その男性は、
なんと幽霊の死に関係していた人物。
ウンタクは危険な状況に巻き込まれてしまいます。
間一髪のところでウンタクはシンを呼び、
シンが駆けつけて助けます。
やっぱり、
ウンタクが危なくなると必ず現れるシン。
もう完全に、
「守護神」になっています。
さらに現れる、不気味な男
そしてラストに向けて、
物語の新たな敵が姿を見せます。
それが、
パク・チュンホン。
高麗時代に王を操り、シンとソンの運命を狂わせた人物です。
死んだはずの彼が、
なぜ現代に?
そして、
なぜウンタクの前に現れるのか?
ここから『トッケビ』は、
恋愛だけではなく、
「900年前の因縁」
が現在の4人を巻き込んでいく物語へと変わっていきます。
私の感想♡
第11話は……
いよいよ来たーーー!
って感じです(笑)
まず、
シンがサニーを見て、
「ソン!」
って抱きつくところ。
いやいやいや(笑)
サニーからしたら、
「誰、この人?」
ですよね。
でもシンからしたら、
900年以上ぶりに会えた妹。
そりゃ抱きつきたくもなるよね……。
このシーン、ちょっと笑ってしまうんだけど、実はめちゃくちゃ切ない。
だってシンは、
妹が死んだ瞬間を900年以上覚えている
んですから。
そしてサニーが掛け軸を見るシーン。
ここがすごく好き。
自分の前世なんて知らないのに、
なぜか胸が苦しくなる。
涙が出る。
「この人は幸せだったの?」
と聞いてしまう。
前世の記憶はないのに、
心だけが何かを覚えている
みたいな感じがするんですよね。
そして何より、
ウンタクの運命。
ここは本当に苦しい。
今までは、
「剣を抜けばシンが死ぬ」
と思っていたのに、
実は、
剣を抜かなければウンタクが死ぬ。
って……。
どっちを選んでも別れが待ってるじゃん。
シンがようやく、
「死にたい」
ではなく、
「ウンタクを守りたい」
と思えるようになったのに。
運命がそれを許してくれない。
しかも、
ウンタクは幽霊が見えるから、
困っている幽霊を見ると放っておけない。
今回も助けようとして危険な目に遭う。
それをシンが助ける。
もう、
「おじさん、ウンタク専属の守護神じゃん(笑)」
って思います。
そして最後。
パク・チュンホン!!
この人が現代にまで出てくるとは。
高麗時代のシン、ソン、王。
そして死神。
ここが全部つながっていると思うと、
後半戦が一気に面白くなってきます。
第11話のここがポイント!
🗡️シン&ウンタク
- シンはサニーが妹ソンの生まれ変わりだと知る
- ウンタクは高校を卒業
- シンとウンタクの関係がさらに深まる
- ウンタクの「死の運命」が判明
- シンはウンタクを守ることを決意
- 「剣を抜かなければウンタクが死ぬ」という残酷な事実が明らかになる
👸シン&サニー
- シンがサニーを妹として迎えようとする
- サニーは最初、シンを完全に怪しむ(笑)
- 掛け軸の女性が自分の前世だと知る
- 前世の記憶はないのに、なぜか胸が苦しくなる
🖤死神&サニー
- 死神はサニーへの想いを断ち切れない
- 卒業式を利用してサニーに会おうとする
- 自分が何者なのか分からないと正直に告白する
- 2人の前世の因縁がさらに深くなる
👑高麗時代
- ソンは兄シンを裏切らない
- 王ワン・ヨの嫉妬とパク・チュンホンの策略
- ソンは兄の目の前で命を奪われる
- シンが900年以上抱えてきた悲しみの理由がさらに明らかになる
そして最後に、
「ウンタクの命を守るために、シンはどうするのか?」
という新たな問題が。
さらにパク・チュンホンまで現れ、
シン・ウンタク・死神・サニーの4人の運命が、900年前と現在で完全につながり始めます。
第12話からは、いよいよこの「過去の因縁」が現在の4人を直接襲い始めます。
