『野狗骨頭(野狗骨头)』第15話は、陳異(宋威龍)と苗靖(張婧儀)の距離が、また一歩近づく回です。
第14話では、陳異の「彼女」として涂莉(何瑞賢)が登場。
苗靖は涂莉から陳異の過去を聞き出そうとしますが、その一方で、陳異と張賓の関係にも疑問を持ち始めます。
そして第15話では、ついに陳異自身が、
「涂莉とは本当の恋人ではない」
と明かします。
さらに、陳異が海外で過ごした6年間が、彼にとってどれほど過酷なものだったのかも少しずつ見えてきます。
陳異、苗靖のケガを心配する
第14話の続き。
陳異は、ケガをした苗靖を家まで送ります。
苗靖の肩には傷が残っています。
陳異はその傷を見ると、心配そうに、
「過去のことで俺を恨んでいるなら、恨めばいい」
というようなことを伝えます。
でも、
「自分を苦しめるようなことだけはするな」
と苗靖に言います。
陳異は自分を責めなくていいと言う
6年前、突然苗靖を突き放した陳異。
苗靖からすれば、
「どうしてあんなことをしたの?」
という気持ちは消えません。
それでも陳異は、
苗靖が過去のことで自分自身まで苦しめていることを心配しています。
陳異自身も、
苗靖を傷つけたことをずっと引きずっているのです。
ところが、陳異のほうが体調を崩す
この日は雨。
陳異は苗靖に付き添っているうちに、
一緒に雨に濡れてしまいます。
そして翌朝――。
陳異、高熱を出す
朝になっても陳異が起きてきません。
友人の波仔が様子を見に行くと、
陳異はベッドで苦しそうに咳をしています。
波仔が額に手を当てると、
ものすごく熱い!
どうやら完全に風邪をひいてしまったようです。
波仔は急いで風邪薬を用意します。
波仔「原因は苗靖だろ」
波仔はすぐに、
陳異がこんな状態になった原因を察します。
もちろん、
苗靖と雨の中にいたから。
波仔からすると、
「またこの2人、互いに傷つけ合ってる……」
という状態です。
波仔、苗靖と話をする
見かねた波仔は、
自分が2人の間に入ろうとします。
そこで苗靖を朝食に誘います。
「もう過去を忘れたら?」
波仔は苗靖に、
陳異も今では新しい生活を始めている。
だから、
過去のことはもう終わりにして、前を向いたらどうか
というような話をします。
苗靖は「分かっている」と答える
苗靖も、
波仔の言いたいことは分かっています。
「そうだね」
といった感じで受け止めます。
でも、
本当に陳異を諦めたのかどうかは、はっきりしません。
ここが苗靖らしいところ。
頭では、
「過去のことだから」
と思っていても、
心の中ではまだ陳異への気持ちが残っています。
そこへ涂莉が登場!
波仔が、
「じゃあ次はどう話そう?」
と考えているところへ、
なんと――
涂莉がやってきます。
涂莉と苗靖が仲良くしている!?
波仔、
「えっ?」
となります。
第14話では、
あれだけピリピリしていた2人。
それなのに、
今回は普通に話しています。
しかも、
涂莉が苗靖を誘って、
一緒に出かけることに。
波仔、すぐ陳異に電話😂
波仔からすれば、
「何が起こってるの?」
状態。
昨日まで、
陳異の彼女と苗靖がバチバチになると思っていたのに、
今日は2人で仲良くお出かけ。
波仔は急いで陳異に連絡します。
涂莉が苗靖に謝る
実は涂莉、
第14話で苗靖に対して、
少し意地悪な態度を取ったことを気にしていました。
そして、
自分が苗靖を誤解していた
ことも分かっています。
そのため、
苗靖に対して、
少しずつ態度を変えていきます。
2人で買い物へ
涂莉は苗靖を誘って、
一緒に買い物へ出かけます。
洋服を見たり、
街を歩いたり。
まるで、
女友達同士
のようです。
涂莉、苗靖に服を買ってあげる
涂莉は苗靖に、
洋服まで買ってあげます。
苗靖も、
涂莉が選んだ服を見て、
嬉しそうにしています。
ここでも苗靖は大人
実は涂莉が選んだ服より、
苗靖がもともと着ていた服のほうが似合っている。
それでも苗靖は、
涂莉の気持ちを考えて、
「ありがとう」
と素直に受け取ります。
苗靖は、
涂莉と張り合うつもりなんてありません。
ところが、思わぬトラブルが!
2人で買い物をしている途中、
涂莉が飲み物を買いに少し離れます。
すると、
涂莉の店で働いている女の子が、
苗靖を見つけます。
店員は苗靖を「恋敵」だと思っている
その女の子は、
涂莉と陳異の関係をよく知っています。
そのため、
苗靖のことを、
「陳異が新しく付き合っている女」
だと勘違い。
「涂莉がかわいそう!」
店員は、
「涂莉が陳異を取られる」
と思ってしまいます。
そして、
苗靖に文句を言おうとします。
苗靖が絡まれる
苗靖は、
突然知らない女性から絡まれます。
しかし、
そこへ――
陳異が登場!
陳異、苗靖を守る
陳異は、
苗靖に何かしようとしている女性を見て、
すぐに間に入ります。
涂莉も慌てる
涂莉は、
「違う!」
と説明します。
苗靖は、
陳異の彼女ではない。
そして、
苗靖は自分にとって、
妹のような存在
だと説明します。
この場は、
なんとか収まります。
陳異、涂莉に本気で釘を刺す
その後、
陳異は涂莉に、
かなり真剣な顔で話します。
「もう苗靖に関わるな」
陳異は涂莉に、
苗靖をこれ以上巻き込まないように
と言います。
そして、
ここでついに、
涂莉との関係を説明します。
「俺と涂莉は本当の恋人じゃない」
第14話からずっと気になっていた、
涂莉と陳異の関係。
その答えがここで明らかになります。
陳異が涂莉の「彼氏」だと名乗っていたのは、
本当に恋愛関係だったからではありません。
なぜ「彼氏」を名乗っていたの?
陳異は、
涂莉のことを気にかけていました。
涂莉が大変な状況にいることを知っていたため、
彼女の店や生活を助ける意味で、
「自分が彼氏だ」
という立場を取っていたのです。
つまり、
恋愛というより、
涂莉を守るための偽装。
涂莉もようやく理解する
陳異からはっきり言われて、
涂莉も、
ようやく分かります。
陳異にとって、
自分は大切な存在ではある。
でも、
恋愛対象ではない。
陳異の心の中にいるのは苗靖
ここで涂莉も、
陳異の気持ちがどこにあるのか、
はっきり理解します。
それは、
苗靖。
6年間離れていても、
陳異が本当に忘れられなかった女性です。
この部分は、第15話の大きなポイントです。
一方、張賓は陳異を再び引き込もうとする
恋愛方面では少しずつ整理されていく一方で、
危険な問題は、
むしろ大きくなっています。
張賓は、
陳異を再び、
以前の危険な仕事に引き戻そう
としています。
大物を陳異に紹介する
張賓は、
陳異に別の大物を紹介します。
目的は、
陳異に海外でやっていた仕事を、
もう一度やらせること。
陳異は断りたい
陳異は、
当然、
そんな仕事に戻りたいわけではありません。
でも、
張賓との関係もあり、
その場で簡単に断ることもできません。
そこへ苗靖から電話
陳異がどう断ろうか迷っていると、
そこへ、
苗靖から電話がかかってきます。
この電話が、
陳異にとっては、
まさに救い。
陳異は苗靖の電話を理由にその場を離れる
陳異は、
苗靖から電話が来たことを理由に、
その場から離れます。
結果的に、
危険な仕事を引き受けずに済みます。
張賓、まだ諦めていない
しかし、
張賓は諦めません。
後日、
陳異のところへ、
新しい台球のキュー
を送ってきます。
これは単なるプレゼントではない
この台球のキューは、
単なるプレゼントではありません。
張賓からすれば、
「お前はまだ俺たちと一緒にやる気があるのか?」
という、
陳異への探り。
陳異の過去が再び迫ってくる
陳異は、
昔の世界に戻りたくない。
普通に台球厅を経営して、
苗靖とは関係のない、
穏やかな生活を送りたい。
でも、
張賓はそんな陳異を、
簡単には解放してくれません。
そして「浩運物流」の名前が出る
そんな中、
陳異は、
苗靖が浩運物流にいる
という情報を耳にします。
陳異は、
一気に表情を変えます。
「浩運物流は危ない」
陳異は、
浩運物流について、
以前から不信感を持っています。
そして、
そこには張賓とのつながりもあります。
だから、
苗靖がそんな場所で働いていると知った陳異は、
「危険すぎる」
と考えます。
陳異、浩運物流へ走る
陳異は、
苗靖を探して、
急いで浩運物流へ向かいます。
そこで苗靖と再会
ようやく苗靖を見つけた陳異。
苗靖は、
落ち着いて仕事をしています。
そして、
陳異がかなり具合が悪いことにも気づきます。
苗靖が陳異を車で送る
陳異は、
まだ熱が下がっていません。
そこで苗靖が、
車を運転して陳異を家まで送ります。
今度は、
苗靖が陳異を助ける番です。
陳異、海外時代の悪夢を見る
家に戻ってからも、
陳異の体調は良くなりません。
そして眠っている間に、
海外にいた頃の悪夢
を見ます。
陳異にとって海外の6年間は「悪夢」
第15話では、
陳異が海外で過ごした時間が、
決して楽しいものではなかったことが、
改めて描かれます。
身体的にも精神的にも、
かなり追い詰められていた。
その記憶が、
今でも悪夢となって陳異を苦しめています。
目を覚ますと、そこに苗靖がいる
悪夢から目覚めた陳異。
そして、
自分のそばに苗靖がいることに気づきます。
陳異、苗靖に寄り添う
陳異は、
苗靖のそばに寄り、
まるで安心した子どものように、
静かに寄り添います。
普段は強がっている陳異。
でも、
苗靖の前では、
こんなにも弱いところを見せられる。
苗靖は陳異にとって「唯一の支え」
陳異にとって、
苗靖は、
子どもの頃からずっと、
自分を理解してくれた存在。
そして、
海外でどんなに苦しい状況になっても、
心の中ではずっと苗靖を支えにしていた。
陳異「台球厅で働かなくてよかった」
陳異は、
苗靖に、
「お前が台球厅で働かなくてよかった」
というようなことを言います。
苗靖ほどの学歴がある人が、
台球厅で働く必要なんてない。
苗靖は苦笑する
苗靖は、
少し寂しそうに笑います。
そして、
「昔は、そういう生活を期待していた」
というような気持ちを見せます。
でも、
6年という時間が過ぎてしまった。
もう、
昔と同じではありません。
苗靖「もし元に戻れなかったら?」
ここで、
かなり印象的な会話があります。
苗靖は陳異に、
「もし、割れた鏡を元に戻せなかったらどうする?」
と尋ねます。
つまり、
一度壊れてしまった2人の関係を、
もう一度元に戻せなかったら?
という意味です。
陳異の答え
陳異は、
未来については、
それほど考えません。
そして、
「過去に美しい時間があったなら、それだけで価値がある」
というような答えを返します。
苗靖には少し残酷な言葉
陳異にとっては、
優しい言葉だったのかもしれません。
でも苗靖からすれば、
少し寂しい。
だって、
苗靖が知りたいのは、
「もう一度やり直せるのか」
だから。
それでも陳異は苗靖を迎えに行く
そして翌日。
陳異は、
苗靖の仕事が終わる時間に合わせて、
迎えに行きます。
苗靖はヒールを履いている
仕事のために、
きれいな服とヒールを履いている苗靖。
でも、
歩いているうちに、
足が痛くなってしまいます。
陳異、靴を買ってあげる
そんな苗靖を見た陳異。
今度は、
「もっと歩きやすい靴を買おう」
と考えます。
第15話終了
第15話は、
陳異と苗靖の関係が、
少しずつ、
「昔の家族のような関係」から「男女としての関係」
へ変化していく回でした。
一方で、
張賓が陳異を再び危険な世界へ引き戻そうとしている。
そして苗靖自身も、
浩運物流の仕事を通して、
その危険な世界に近づいています。
つまり、
恋愛は近づいているのに、危険も同時に近づいている。
ここが、この第15話の大きなポイントです。
第15話のポイントまとめ
①陳異が風邪で寝込む
苗靖と雨に濡れたことで、
陳異が高熱を出します。
波仔は、
「絶対に苗靖のせいだ」
と気づいています😂
②涂莉と苗靖が仲良くなる
第14話では敵対するように見えた2人ですが、
実際には、
涂莉が苗靖に謝り、
一緒に買い物へ。
③陳異が苗靖を守る
涂莉の店員が苗靖に絡んだところへ、
陳異が駆けつけます。
そして、
苗靖を守ります。
④涂莉との関係が明らかになる
陳異が涂莉の「彼氏」を名乗っていたのは、
本当の恋人だったからではありません。
涂莉の店や生活を助けるためでした。
⑤張賓が陳異を再び誘う
張賓は、
陳異に海外時代の仕事へ戻るよう迫ります。
陳異は、
それを断りたいと思っています。
⑥苗靖が浩運物流で働いている
陳異は、
苗靖が浩運物流にいると知って、
危険を感じます。
そして、
すぐに彼女を探しに行きます。
⑦陳異の海外時代の悪夢
陳異にとって、
海外で過ごした6年間は、
楽しい思い出ではありませんでした。
今でも悪夢として蘇ります。
⑧苗靖が陳異の心の支え
悪夢から目覚めた陳異のそばにいたのは、
苗靖。
陳異が、
一番安心できる場所は苗靖のそば
だということが、
はっきり分かるシーンです。
⑨「割れた鏡は元に戻らない?」
苗靖は、
2人の関係を鏡にたとえます。
一度壊れたものは、
元に戻せないのか。
陳異の答えは、
「過去に美しい時間があったなら、それだけで価値がある」
というもの。
でも、
この答えには、
苗靖への未練が残っているようにも感じられます。
第15話を見た感想
この回、
陳異が苗靖のこと好きすぎる😂
まず、
雨に濡れて熱を出す。
それだけなら、
「風邪ひいたんだね」
なんだけど、
その原因が、
苗靖と一緒に雨に濡れたから。
しかも、
張賓から危ない仕事に誘われている最中でも、
苗靖から電話が来たら、
そっちを優先する。
さらに、
苗靖が浩運物流にいると聞けば、
自分が高熱なのに、
「危ない!」
って飛んでいく。
いやいや、
あなた病人ですよ😂
そして、
海外時代の悪夢から目覚めて、
隣に苗靖がいると、
急に安心したように寄り添う。
このシーン、
かなり好きでした。
普段の陳異は、
強いし、
ぶっきらぼうだし、
何を考えているのか分かりにくい。
でも、
苗靖の前だけは、
完全に素の陳異。
そして涂莉。
第14話では、
「陳異の彼女なの!?」
と思ったけど、
第15話で、
「あ、違ったんだ!」
と分かります。
しかも陳異が、
涂莉に対して、
「苗靖に関わるな」
とかなりはっきり言う。
ここで、
陳異の気持ちが誰に向いているのか、
かなり分かりやすくなりました。
ただ、
それ以上に気になるのが、
張賓。
陳異がようやく普通の生活をしようとしているのに、
張賓が昔の世界へ引き戻そうとしている。
そして、
苗靖はその張賓が関係する浩運物流で働き始めている。
これ、
かなり危険な状況です。
しかも苗靖は、
ただの一般社員ではありません。
浩運物流の監査のために藤城へ来ている。
つまり、
苗靖自身が、張賓の秘密に近づいていくことになります。
第15話は、
恋愛面ではかなり甘くなってきたのに、
ストーリーとしては、
いよいよ「張賓の裏の仕事」と「苗靖の監査」がぶつかり始める回
なんですよね。
そして次の第16話では、
陳異が苗靖のために靴を買ってあげるシーンが登場します。
しかも陳異、
「恋人用みたいなスニーカー」ではなく、かなり高価な羊革の靴を選ぶ😂
さらに雨の日、
苗靖が靴を濡らしたくなくて陳異に背負ってもらう展開も!
一方で、張賓は陳異に浩運物流の仕事を任せようとしており、苗靖もまた浩運物流について本格的に調査を進めています。ここから2人の恋愛と事件が一気に絡んできます。
