中国の俳優、宋威龙(ソン・ウェイロン)。
私が宋威龙を知ったきっかけは『以家人之名』でしたが、出演作をいろいろ調べていると、
「そういえば、この作品でも当時かなり話題になっていたんだな」
と思うことがあります。
そこで今回は、宋威龙の初期から代表作まで、
- 『凤囚凰』
- 『下一站是幸福』
- 『以家人之名』
の3作品を取り上げて、当時どんな批判や議論があったのかを時系列で振り返ってみます。
ただし、ここで大事なのは、
作品への批判と、俳優本人への批判は同じではない
ということ。
ドラマを見て「この役は苦手」「この展開は納得できない」と感じることはありますよね。
でも、それをそのまま演じている俳優本人の人格に結びつける必要はありません。
今回はそのあたりも分けながら、宋威龙の出演作を見ていきたいと思います😊
『凤囚凰』――容止のビジュアルや演技が話題に
まずは2018年の古装ドラマ『凤囚凰』。
宋威龙が演じたのは、物語の重要人物である容止(ロン・ジー)です。
宋威龙の出演歴を年代順にまとめたプロフィール&出演作まとめを見ると、『凤囚凰』は2018年の代表作として紹介されています。
しかも、宋威龙のキャリアを時系列で追ってみると、この頃はまだ10代。
若い宋威龙が古装ドラマで大きな役を演じていた時期なんですよね✨
原作ファンの期待が大きかった『凤囚凰』
『凤囚凰』は、天衣有风の同名小説を原作としたドラマ。
原作ファンが多かったこともあり、ドラマ化にあたっては、
- キャラクターのビジュアル
- 衣装や髪型
- ストーリーの改変
- 原作との人物像の違い
- 俳優の演技
など、さまざまな部分が注目されました。
つまり、最初からかなり期待値の高い作品だったわけです。
容止のビジュアル・人物像にも賛否
宋威龙が演じた容止についても、
「ビジュアルが合っている」
という声がある一方で、
「原作の容止とはイメージが違う」
「原作にある腹黒さや策略性が十分に感じられない」
といった意見もありました。
ただ、ここは少し注意しておきたいところ。
『凤囚凰』で出ていた批判を、すべて
「宋威龙の演技が悪い」
とまとめることはできません。
作品全体の衣装や演出、脚本、原作改変などに対する不満も含まれていたからです。
また、主演の関晓彤が演じた人物のビジュアルについても当時さまざまな反応がありました。
つまり、
『凤囚凰』=宋威龙だけが批判された作品
というわけではありません。
作品そのものに対する賛否が大きかった、と考えた方が自然です。
『凤囚凰』は宋威龙のキャリアではどんな作品?
個人的には、ここが面白いところ。
『凤囚凰』で批判的な反応があったとしても、その後の宋威龙の出演歴を見ると、俳優として活動を続けています。
そして2020年には、
『下一站是幸福』
『彼岸花』
『漂亮书生』
『以家人之名』
と、出演作が一気に増えていきます。
つまり、
一つの作品で批判が出たことと、その俳優のキャリア全体が否定されたことは別
なんですよね。
『下一站是幸福』――元宋の恋愛展開に賛否
次は2020年の『下一站是幸福』。
宋威龙が演じたのは、年上女性・賀繁星との恋愛を描く年下男性、元宋(ユエン・ソン)です。
mamaの出演ドラマおすすめランキングでも、『下一站是幸福』は宋威龙の代表的な恋愛ドラマとして紹介しています。
私も「恋愛ドラマの宋威龙が見たい!」という人には気になる作品だと思います🥰
年下彼氏・元宋が人気に
放送当初は、宋威龙演じる元宋の、
- 若い
- 積極的
- ストレートに好意を伝える
- 年上女性を追いかける
というキャラクターが大きな注目を集めました。
「こんな年下彼氏、いいな……♡」
と思った人も多かったのではないでしょうか(笑)。
一方で、物語が進むにつれて、作品への反応は少し複雑になっていきます。
後半になると脚本や人物設定への不満も
『下一站是幸福』では、恋愛の展開だけではなく、
- 登場人物の行動
- 恋愛関係の変化
- 三角関係
- 脚本の展開
- キャラクター設定
などをめぐって、視聴者からさまざまな意見が出ました。
特に、最初の「甘い恋愛ドラマ」という印象から、物語が進むにつれて展開が複雑になっていったことで、
「最初に期待していたものと違う」
と感じる視聴者もいたようです。
ここでも重要なのは、批判の対象が元宋だけではなかったこと。
賀繁星や他の登場人物、脚本そのものにも意見が向いていました。
だから、
『下一站是幸福』で宋威龙が批判された
というより、
元宋というキャラクターや恋愛展開をめぐって賛否が分かれた
と考える方が分かりやすいと思います。
「役柄が苦手」と「俳優が嫌い」は別
ドラマを見ていると、
「このキャラクター、ちょっと苦手……」
ってありますよね。
でも、それは演じている俳優さん本人が苦手という意味ではありません。
元宋の場合も、
「こんな恋愛の進め方は好きじゃない」
という感想と、
「宋威龙の演技が嫌い」
という感想は、同じものではないんですよね。
この区別は、今回3作品を並べてみるうえでかなり大事だと思いました。
『以家人之名』――凌霄をめぐって大きな論争に
そして3作品目が、私にとっても特別な作品。
2020年の『以家人之名』です。
なぜなら……
私が宋威龙に沼ったきっかけの作品だから😍
mamaの宋威龙出演ドラマおすすめランキングでも、『以家人之名』を「私がソン・ウェイロンに沼ったきっかけの作品」として紹介しています。
そんな大好きな作品なのですが、実は放送当時、凌霄をめぐってかなり大きな議論がありました。
「兄」のような存在だった凌霄
『以家人之名』は、血のつながりのない3人が家族のように育っていく物語。
宋威龙が演じる凌霄は、李尖尖と賀子秋の兄のような存在です。
幼い頃から一緒に過ごし、家族同然に育った3人。
だからこそ、成長した凌霄と李尖尖が恋愛関係へ進んでいくことに、
「この2人の恋愛は受け入れにくい」
と感じた視聴者もいました。
一方で、
「血のつながった兄妹ではない」
「幼い頃からの関係だからこその愛情なのでは?」
と受け止める人も。
ここから大きな賛否が生まれました。
海外へ行った凌霄にも批判
さらに議論になったのが、凌霄の家族との関係です。
凌霄は幼い頃から家庭の問題を抱え、感情を抑えて生きてきた人物。
そのため、彼の行動にはさまざまな事情があります。
それでも、視聴者の中には、
「家族を置いて海外へ行ったように見える」
「長い間、家族のもとへ戻らなかったのはどうなの?」
と感じる人もいました。
そして当時の中国メディアでは、凌霄に対して「白眼狼(恩知らずな人)」という批判が出たことも紹介されています。
つまり、凌霄というキャラクターをどう解釈するかによって、評価がかなり分かれたんですね。
宋威龙の演技にも意見が
凌霄は、感情を表に出すタイプではありません。
むしろ、何を考えているのか分かりにくいところがある人物。
そのため、
「感情が伝わりにくい」
「表情が少ない」
と感じる視聴者もいました。
一方で、
「凌霄はそういう人物だから、この抑えた演技が合っている」
と見ることもできます。
演技への評価って、本当に難しいですよね。
同じ演技を見ても、
「感情表現が少ない」
と感じる人と、
「凌霄らしい」
と感じる人がいる。
だからこそ、作品への反応が分かれるのだと思います。
『以家人之名』の炎上についてもっと知りたい方へ 🔎
実は、この『以家人之名』については、mamaでも別記事でかなり詳しく調べています。
凌霄の恋愛や海外へ行った理由、「白眼狼」とまで批判された背景などを詳しく知りたい方は、
👉 『以家人之名』で凌霄が批判された理由を中国の反応から調査
こちらもどうぞ。
今回の記事では3作品を横断しているので、個別の話をもっと深掘りしたい方は、こちらの記事の方が分かりやすいと思います。
📊 3作品を比べると、批判されたポイントはそれぞれ違う
ここまで見てくると、
「宋威龙は昔からずっと叩かれていた」
と単純に考えるのは、ちょっと違うように思えてきます。
むしろ、作品ごとに批判されたポイントが違います。
| 作品 | 主に議論になったこと |
|---|---|
| 『凤囚凰』 | 衣装・演出・原作改変・容止の人物像や演技 |
| 『下一站是幸福』 | 恋愛展開・脚本・人物設定・元宋の行動 |
| 『以家人之名』 | 凌霄の行動・恋愛・家族関係・演技 |
こうして並べてみると、かなり違いますよね。
『凤囚凰』では作品全体への批判が大きく、
『下一站是幸福』では恋愛ドラマとしての展開が議論になり、
『以家人之名』では凌霄というキャラクターそのものが大きな議論になった。
つまり、
「宋威龙だから毎回叩かれていた」
という単純な話ではありません。
作品ごとに、
「ここが好き」
「ここは納得できない」
という視聴者の反応があった、と見る方が自然です。
批判があった=作品が嫌われた、ではない😊
ここは私自身、宋威龙を調べていて感じるところです。
批判があった作品でも、
「この役が好き!」
という人は当然います。
『凤囚凰』では容止のビジュアルや雰囲気が好きという人もいる。
『下一站是幸福』では元宋の年下彼氏感にハマった人もいる。
そして『以家人之名』では、私のように凌霄を見て宋威龙に沼った人もいる😍
実際、私のおすすめランキングでは『以家人之名』をかなり特別な作品として扱っています。
だから、
批判があった
↓
作品が評価されなかった
↓
宋威龙が人気を失った
と一直線につなげることはできません。
むしろ、多くの人が作品について語ったからこそ、さまざまな意見が出てきたとも考えられます。
作品への批判と、俳優本人への誹謗中傷は別
今回、3作品を振り返ってみて一番伝えたいのはここです。
ドラマを見て、
「このキャラクターは好きじゃない」
「この展開は納得できない」
「演技が自分の好みとは違う」
と思うこと自体は、普通のことですよね。
私だってドラマを見ていて、
「いや、それは違うでしょ」😂
と思うことはあります(笑)。
でも、
役柄の行動=俳優本人の性格
ではありません。
まして、作品の脚本や演出についての不満まで、出演している俳優本人だけの責任にすることもできません。
宋威龙の場合も、
『凤囚凰』では作品全体、
『下一站是幸福』では恋愛展開や脚本、
『以家人之名』では凌霄という人物の行動や家族関係など、
批判の対象はそれぞれ違いました。
だからこそ、
「宋威龙は昔から叩かれていた」
と一言でまとめるより、
「出演作ごとに、さまざまな批判や賛否があった」
と見る方が、実際の状況に近いのではないかなと思います。
まとめ|宋威龙は昔から「批判された」のではなく、作品ごとに議論があった
宋威龙の出演作を、
『凤囚凰』
↓
『下一站是幸福』
↓
『以家人之名』
の順に振り返ってみました。
確かに、どの作品にも批判的な意見はありました。
でも、その内容は同じではありません。
『凤囚凰』では、原作改変やビジュアル、演出、人物表現。
『下一站是幸福』では、恋愛展開や脚本、人物設定。
『以家人之名』では、凌霄の行動や恋愛、家族との関係、そして演技。
こうして見ると、
「宋威龙が昔からずっと叩かれていた」
というより、
「出演作が話題になるたびに、役柄や作品についてさまざまな意見が出てきた」
と考える方がしっくりきます。
そして、私自身はやっぱり……
『以家人之名』の凌霄が好きなんですよね(笑)😍
批判される部分があったとしても、それで私が凌霄に沼ったことまで変わるわけではありません。
好きだからこそ、良いところだけではなく、
「当時はこんな意見もあったんだ」
と知っておくのも面白い。
そんな感じで、これからも宋威龙の作品を一つずつ見ていきたいと思います😊
宋威龙についてもっと知りたい方は、ソン・ウェイロン関連記事まとめから、プロフィールや出演作、インタビュー、家族、ブランドなどの記事もどうぞ♡

