『野狗骨頭(野狗骨头)』第12話は、2011年に再会した陳異(宋威龍)と苗靖(張婧儀)が、6年ぶりに同じ家で過ごす様子が描かれます。
第11話では、陳異が苗靖を守るために大学進学先まで勝手に変更し、2人は完全に離れ離れになりました。
それから6年。
苗靖は仕事を持つ大人になり、休暇で故郷へ戻ってきました。
そして、あの頃2人で暮らしていた家へ。
第12話では、陳異は相変わらず、
「苗靖を藤城から遠ざけたい」
と思っています。
ところが、苗靖はまったく帰る気がありません。
むしろ、
「ここに残る」
という意思を見せ始めます。
陳異がどんなに追い出そうとしても、苗靖は動きません。
陳異、台球厅を守るために地元のチンピラと対峙
第11話の最後で、陳異は台球厅にやってきた地元のチンピラたちから、
「自分たちを仲間に入れろ」
と迫られていました。
彼らは台球厅の利益の一部をよこせと言ってきます。
もちろん陳異は断ります。
自分の店を他人に食い物にされるつもりはありません。
陳異は大量に酒を飲む
相手と揉めたくはない。
しかし、かといって簡単に要求を受け入れることもできない。
そこで陳異は、
相手と酒を飲みながら話をつけようとします。
ところが、この日はかなりの量を飲むことに。
普段あまり感情を表に出さない陳異ですが、
この日は完全に酔っぱらってしまいます。
酔った陳異を友人が家まで送る
陳異は自分で歩くのも大変なほど酔っています。
友人たちが肩を貸し、
「家まで送る」
ことに。
ところがマンションの下まで来たところで、
陳異が突然立ち止まります。
陳異、家に帰るのをためらう
上を見ると、
自分たちの家の明かりがついています。
そこには苗靖がいる。
陳異は、
「……」
と少し迷います。
6年ぶりに再会した苗靖。
同じ家に帰れば、当然顔を合わせる。
でも陳異は、
苗靖とどう接すればいいのか分からない。
「水を買ってきて」
陳異は友人に、
「水を買ってきてくれ」
と頼みます。
理由は、
「酒臭いまま帰りたくない」
から。
苗靖と同じ家に帰るのに、
自分が酔っぱらって酒臭い状態なのを気にしているんです。
こういうところ、陳異は本当に苗靖のことを意識しています😂
そこで苗靖と再会
友人が近くの店へ水を買いに行くと、
そこには――
苗靖がいました。
苗靖もお酒を買いに来ていたのです。
6年ぶりに友人とも再会
苗靖と陳異の友人は、
何年ぶりかの再会。
そして友人は、
「陳異が下で酔っぱらっている」
と伝えます。
苗靖はその言葉を聞くと、
すぐに陳異のところへ向かいます。
苗靖が酔った陳異を迎えに行く
マンションの下。
そこには、
完全に酔いつぶれかけている陳異。
苗靖は友人に、
「私が送るから、先に帰って」
と伝えます。
そして、
陳異の腕を自分の肩にかけて、
一人で彼を家まで連れていきます。
6年前と同じように陳異を支える苗靖
ここがすごくいいんですよね。
6年前、
苗靖は陳異のそばにいました。
そして今。
6年ぶりに再会しても、
陳異が酔っていれば、
自然に支えてあげる。
まるで6年間の空白なんてなかったかのようです。
陳異、部屋に入ろうとしない
ところが家に着いても、
陳異はなかなか自分の部屋へ入りません。
苗靖が、
「早く入って」
という感じで促します。
でも陳異は、
「酔っているから、怖い」
と言います。
「父親みたいに死んだらどうする」
陳異が心配しているのは、
酔った状態で寝て、
父親のように何かあったらどうしよう
ということ。
父親が酒に酔って事故のような形で亡くなった経験がある陳異にとって、
「酔っぱらって寝る」ということには、
普通の人とは違う恐怖があります。
苗靖は呆れながらも優しい
苗靖はそんな陳異を見て、
「もう……」
という感じ。
そして、
毛布を陳異に投げ渡します。
「これで寝て」
という感じです。
6年ぶりに同じ家で一晩を過ごす
結局この夜、
陳異はリビングで寝ることに。
苗靖も自分の部屋へ戻ります。
2人は同じ家にいる。
でも、
6年前とは違う。
昔は当たり前だった共同生活が、
今では妙に気まずい。
翌朝、陳異が目を覚ます
翌朝。
陳異が目を覚ますと、
家の中には苗靖がいません。
「どこへ行った?」
と気になります。
陳異、苗靖の後をついていく
陳異は外へ出て、
苗靖の姿を探します。
すると、
苗靖が向かった先は――
車屋さん。
苗靖が車を見ている
苗靖は店で、
いくつかの車を見ています。
そして販売員に、
車についていろいろ質問。
陳異は少し離れたところから、
その様子を見ています。
「車を買う?」
陳異は驚きます。
苗靖は、
「しばらく休暇を取って帰ってきた」
という話だったはず。
なのに、
車を買おうとしている。
それを見た陳異は、
一日中ずっと考えてしまいます。
苗靖は藤城に残るつもりなのか?
陳異が最も気になったのは、
「苗靖は藤城に長くいるつもりなのか?」
ということ。
車を買うということは、
ここで生活する可能性がある。
もし苗靖が藤城に残るなら、
当然、
陳異の近くにいることになります。
友人が「もしかして長く住むつもり?」
陳異の友人は、
「車を買うってことは、もしかして苗靖はここに長く住むつもりなんじゃないか?」
と言います。
レンタカーを借り続けるより、
自分の車を持ったほうが生活しやすい。
つまり、
苗靖は本当に藤城に残るつもりなのかもしれない。
陳異は落ち着かなくなる
陳異は、
苗靖に残ってほしくない。
そう思っているはず。
なのに、
「本当に残るの?」
と考えると、
なぜか気になって仕方がありません。
これが陳異の面白いところ😂
陳異、苗靖の微信を知りたがる
そして友人から、
「苗靖の微信(WeChat)を知っている」
と聞きます。
陳異は、
「……」
と考えます。
連絡先を聞いて、
苗靖に直接、
「どうしてここに残るのか?」
聞きたい。
でも自分から連絡するのは、
ちょっと恥ずかしい。
友人が勝手に「追加」
陳異が迷っている間に、
友人が勝手に操作。
なんと、
陳異から苗靖へ微信の友達申請を送ってしまいます。
陳異、
「……。」
完全に固まります😂
でも苗靖には届いている
当然、苗靖のスマホには、
「陳異から友達申請が来ました」
と表示されます。
6年ぶり。
6年間、連絡を取っていなかった相手。
その相手から突然、
微信の申請。
苗靖はどう思ったのでしょう。
陳異、家で料理を作る
その日の陳異は、
いつもより早く家へ帰ります。
そして、
自分で料理を作ります。
しかも、
苗靖が好きな料理ばかり。
6年ぶりに「苗靖の好きなもの」を作る
冷蔵庫から食材を出して、
苗靖が好きなものを作る陳異。
これだけで分かります。
6年経っても、
苗靖の好きな食べ物を覚えている。
そして、
苗靖が帰ってくる前に、
食卓を整えます。
苗靖、料理を見て笑う
家に帰ってきた苗靖。
テーブルを見ると、
そこには自分が好きな料理。
苗靖の顔に、
久しぶりの笑顔
が浮かびます。
6年間離れていたけれど、
陳異は自分のことを覚えている。
それが嬉しいのでしょう。
2人で食卓を囲む
2人は久しぶりに、
同じテーブルで食事をします。
昔なら当たり前だった光景。
でも今は、
どこかぎこちない。
陳異、苗靖に藤城に残る理由を聞く
食事をしながら、
陳異は何気なく聞きます。
「なんでここに残るんだ?」
苗靖が車を買ったことも、
ずっとここにいるつもりなのかも、
全部気になっています。
陳異「滕城のほうがいいだろ」
陳異は、
苗靖が大学時代を過ごした滕城のほうが、
仕事も多いし、
将来の可能性もある、
という話をします。
つまり、
「ここに残る必要はない」
と言いたい。
でも苗靖は答えない
苗靖は、
陳異の言葉を真正面から否定することもありません。
ただ、
自分の人生を自分で決める
という姿勢を崩しません。
6年前と同じです。
陳異、また怒って家を出る
結局、
陳異はイライラしてしまいます。
苗靖を説得できない。
思い通りに帰らせることもできない。
そして、
また家を出てしまいます。
苗靖は陳異の本心を分かっている
でも苗靖には、
陳異がなぜこんな態度を取っているのか、
なんとなく分かっています。
6年前もそうだった。
陳異はいつも、
自分を守るために、自分を突き放す。
だから苗靖は、
本気で嫌われているとは思っていません。
苗靖から微信が届く
陳異が家を出たあと。
スマホに微信が届きます。
送り主は――
苗靖。
内容は、
「帰ってきて、洗碗して」
つまり、
「帰ってきて皿洗って」
😂
陳異、タバコを出す
陳異は外で一人、
タバコを吸おうとします。
でも、
苗靖から微信が来た。
そして、
「帰ってきて」
と言われた。
陳異、タバコをしまう
陳異は取り出したタバコを、
また箱の中へ戻します。
なぜなら、
タバコを吸って帰ったら、
苗靖に煙草の匂いを感じられるから。
6年ぶりに再会した苗靖に、
煙草臭い状態で帰りたくない。
……もう、
完全に苗靖のこと好きじゃん😂
陳異、結局ちゃんと帰宅
しばらくすると、
陳異は家へ戻ります。
そして、
苗靖に言われた通り、
食器を洗います。
6年ぶりなのに、
「洗い物して」
と言われたら帰ってくる陳異。
この2人の距離感、面白すぎます。
苗靖の部屋の窓が壊れている
さらに苗靖は、
自分の部屋の窓を修理してほしい
と陳異に頼みます。
陳異は文句を言いながらも、
ちゃんと修理してあげます。
まるで6年前の生活に戻ったよう
ご飯を作る。
皿を洗う。
窓を直す。
同じ家で生活する。
まるで、
6年前の2人の生活が少しずつ戻ってきているよう。
ただし、
2人とも「恋人だった」という事実には触れません。
そこへ友人から連絡
しかし、
穏やかな時間は長く続きません。
陳異の友人がやってきて、
「台球厅でまた騒ぎが起きている」
と知らせます。
またチンピラが台球厅へ
以前から陳異の台球厅へやってきていた連中。
一度は酒を飲みながら話し合いました。
しかし、
陳異は彼らの要求を受け入れなかった。
そのため、
彼らは今度はさらに強硬な手段に出ます。
店を壊そうとする
なんと、
台球厅を壊そうとします。
自分たちの要求を聞かなければ、
店そのものを潰す。
陳異にとって、
これは絶対に許せません。
陳異が台球厅へ向かう
陳異はすぐに店へ向かいます。
苗靖も心配になって、
後を追います。
陳異、台球のキューを手にする
店に到着すると、
すでに男たちが騒いでいます。
陳異は、
台球のキューを手に取ります。
椅子をキューで貫く
そして、
男が座っている椅子に向かって、
キューを突き刺します。
キューは椅子を貫通。
あと少しで男自身に当たりそうなほどの威圧です。
チンピラたちは一気に怯える
さっきまで威勢よく騒いでいた男たち。
ところが、
陳異が本気だと分かると、
一気に態度が変わります。
陳異は、
「店を壊すなら、次は椅子じゃ済まない」
という圧を見せます。
男たちの背後には「老板」がいる
男たちは、
「自分たちだけの判断ではない」
と説明します。
背後には、
もっと大きな人物がいる。
つまり、
陳異の台球厅を狙っている人物は、
単なる街のチンピラではありません。
そこへ車が近づいてくる
すると、
一台の車がゆっくりと台球厅へ近づいてきます。
男たちは、
「老板が来た!」
と安心します。
車から降りてきたのは張賓
そして車から出てきた人物。
それは――
張賓。
第11話までの事件ともつながっている、
陳異が警戒している人物です。
張賓は陳異に親しげに話しかける
張賓は、
まるで昔からの知り合いのように、
「なぜ会いに来ない?」
と話しかけます。
さらに、
「もう一度、一緒にビリヤードをやろう」
と誘います。
陳異は張賓を相手にしない
しかし陳異は、
張賓に対して冷静。
そして、
「手首を怪我しているから打てない」
と断ります。
張賓は引き下がる
張賓は、
陳異が自分を警戒していることを察します。
それ以上は無理に迫らず、
部下を連れてその場を離れます。
苗靖は陳異と張賓の関係を疑う
その様子を、
台球厅の近くで見ていた苗靖。
以前から、
張賓と陳異の関係が気になっていました。
そして今回、
張賓が陳異の前に現れた。
苗靖はますます疑問を持ちます。
「あなたはこの6年間、何をしていたの?」
帰宅した苗靖は、
陳異に尋ねます。
「この6年間、どこで何をしていたの?」
6年間。
自分が知らなかった陳異の人生。
苗靖には、
まだ何も分かりません。
でも陳異は答えない
陳異は、
何も詳しく話しません。
自分が何をしてきたのか。
誰と関わっていたのか。
どんな危険な世界にいたのか。
苗靖を守るために、
まだ隠しています。
第12話のポイント①|陳異は苗靖を追い出したいのに、めちゃくちゃ気にしている
第12話で一番面白いのがここ。
陳異は、
「苗靖は藤城から出て行ったほうがいい」
と思っています。
ところが苗靖が、
「車を買う」
と知った途端、
めちゃくちゃ気になる。
さらに微信まで追加してしまう。
完全に、
「残ってほしくない。でも、どこかへ行ってほしくもない」
状態です😂
第12話のポイント②|6年ぶりでも苗靖の好物を覚えている
陳異が作った料理。
全部、
苗靖が好きなもの。
6年も会っていないのに、
好きな食べ物は忘れていません。
これはもう、
陳異の中では6年間ずっと、
苗靖が消えていなかったということですよね。
第12話のポイント③|「洗碗して」で帰ってくる陳異😂
個人的にここ好きです。
陳異が怒って家を出る。
↓
苗靖から微信。
↓
「帰ってきて洗い物して」
↓
陳異、帰る。
いや、
6年ぶりの元恋人に「皿洗って」って言われて帰ってくる男😂
でも、これが2人らしい。
大げさな愛の言葉より、
こういう日常のやり取りのほうが、
2人の関係が昔から続いている
ことを感じさせます。
第12話のポイント④|陳異は煙草まで我慢する
陳異が外でタバコを吸おうとするものの、
苗靖から連絡が来ると、
煙草をしまいます。
「苗靖に煙草の匂いを嫌がられたくない」
という気持ちが見えて、
ものすごく分かりやすい😂
陳異、
口では「出ていけ」と言っているのに、行動が全部逆なんですよね。
第12話のポイント⑤|張賓がついに陳異の前へ
今回の台球厅の騒ぎで、
張賓が直接登場。
そして陳異は、
張賓に対してかなり警戒しています。
苗靖はまだ、
この2人の過去を詳しく知りません。
でも、
「陳異の6年間には何かある」
と感じ始めます。
これが今後の物語に大きくつながっていきます。
第12話を見た感想
第12話、
めちゃくちゃ「夫婦みたいな2人」になってない?😂
って思いました。
6年ぶりに再会して、
普通ならもっと気まずいはずなのに、
苗靖が、
「酔っ払いを迎えに行く」
↓
「家まで連れて帰る」
↓
「洗い物して」
↓
「窓直して」
って、
完全に昔の生活に戻っていく。
そして陳異も、
「苗靖は出ていけ」
と言っているくせに、
苗靖の好きな料理を作る。
微信を追加する。
煙草を我慢する。
言われたら洗い物する。
窓も直す。
……いやいや、
行動が完全に「好きな人に戻ってきてほしい男」なんですよ😂
でも陳異自身は、
まだ自分の気持ちを認めたくない。
6年前に苗靖を傷つけてまで遠ざけたのだから、
今さら「戻ってきて」とは言えない。
だから、
「出ていけ」と言いながら、自分のほうが苗靖をめちゃくちゃ気にしている。
この矛盾が第12話の一番面白いところだと思います。
そして、もう一つ重要なのが張賓。
第11話までの事件と、
今の台球厅のトラブルが、
少しずつ一本につながってきています。
苗靖も、
「陳異はこの6年間、一体何をしていたの?」
と疑問を持ち始めました。
ここから苗靖が陳異の過去に近づいていくんですよね。
そして次の第13話では、
陳異が**「苗靖を藤城から追い出すために、ついに家まで売ろうとする」**という、とんでもない作戦に出ます😂
ところが苗靖は、
「じゃあ売ればいいじゃん」
と、まさかの方向へ動きます。
この2人、6年経ってもやっぱり一筋縄ではいきません😂
