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『野狗骨头(Love for you)』第1話あらすじ・ネタバレ|陳異(宋威龍)と苗靖(張婧儀)の再会、すべての始まり

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中国ドラマ『野狗骨头(イェゴウグートウ)』の第1話では、宋威龍(ソン・ウェイロン)演じる陳異(チェン・イー)と、張婧儀(チャン・ジンイー)演じる苗靖(ミャオ・ジン)の現在の再会から物語がスタートします。

2人はかつて家族の事情によって「兄妹」のように暮らしていた間柄。

しかし、2011年に再会した2人の間には、単なる幼なじみでは済まされない、長い年月のわだかまりが残されています。

第1話では、その理由を知るために物語が1997年へと戻っていきます。

※以下、第1話のネタバレを含みます。

2011年、苗靖が藤城へ戻ってくる

物語の始まりは2011年。

長い間、故郷の藤城を離れていた苗靖が、久しぶりに戻ってきます。

バスを降りた苗靖は、どこか冷静な表情を浮かべています。

しかし、その心の中には、ずっと忘れられなかった人物がいました。

その名前は――陳異。

苗靖は「もうすぐ会える」と心の中で思いながら、藤城へ帰ってきます。

駅では、たくさんのバイクタクシーが客を呼び込んでいます。

そこで苗靖は、かつての高校時代の同級生と再会。

長い年月が経っているにもかかわらず、苗靖はすぐに彼の名前を言い当てます。

同級生は、苗靖の変化に驚きながらも、自然な流れで陳異のことを尋ねます。

この会話だけでも、

苗靖が藤城に戻ってきた理由と、陳異との間に何か特別な過去がある

ことが少しずつ伝わってきます。

現在の陳異は台球館を経営

一方、現在の陳異は、藤城で台球館(ビリヤード場)を経営しています。

かつてはビリヤード選手として名を知られていた陳異ですが、今ではその世界から距離を置いています。

地元で名のある人物から「一緒に球を打たないか」と誘われても、陳異はあっさり断ります。

「もう長いこと球をやっていない」

そんな陳異の態度からも、過去に何か大きな出来事があったことが感じられます。

現在の陳異は、口数が少なく、どこか人を寄せ付けない雰囲気。

しかし、その一方で、街で揉め事が起きれば強い態度で相手に立ち向かう一面も見せます。

単純に「冷たい男」というわけではなく、内側に何かを抱え込んでいる人物として描かれています。

苗靖は昔の家に戻る

藤城に戻った苗靖は、かつて暮らしていた家へ向かいます。

家の鍵はそのまま。

中の様子も、昔とほとんど変わっていません。

苗靖は荷物を置くと、まるで以前と同じように台所へ向かい、夕食を作り始めます。

そして夜。

陳異が家に帰ってきます。

家の中から漂ってくる料理の匂い。

そして、そこにいたのは――

苗靖。

長い年月を経た2人が、ついに再会します。

陳異にとっては、突然目の前に現れた苗靖。

一方の苗靖は、比較的落ち着いた様子で接します。

しかし、陳異の反応は冷たいものでした。

2人の再会が、決して「久しぶり!」という明るいものではないことが、この場面から伝わります。

物語は1997年へ

ここから物語は、2人の過去へと戻ります。

1997年。

苗靖は母親の魏明珍とともに、陳異の父親・陳礼彬のもとへやって来ます。

魏明珍は陳礼彬と関係を持つようになり、苗靖も一緒に陳家で暮らすことになります。

つまり苗靖と陳異は、

血のつながらない「兄妹」のような関係

になるのです。

しかし、陳異はこの状況を快く思っていません。

陳異にとっては、母親を失った後の家庭に、突然苗靖とその母親が入ってきたように感じられます。

そのため、幼い陳異は苗靖に対して強い敵意を見せます。

2人の最初の関係は最悪

苗靖は新しい家で何とか馴染もうとします。

しかし陳異は簡単には受け入れません。

苗靖からすると、

「どうしてそんなに私を嫌うの?」

という状態。

一方の陳異には、陳異なりの事情があります。

母親を亡くしたこと。

父親との関係。

そして、自分の家庭に突然入ってきた苗靖母子。

まだ子どもだった陳異には、その複雑な感情をうまく言葉にすることができません。

そのため、苗靖に対して「嫌う」という形でしか感情を表現できないのです。

陳異の母親の形見「観音像」

第1話で重要な小道具になるのが、観音像です。

この観音像は、陳異の亡くなった母親に関係する大切なもの。

ところが、家庭の事情によって陳礼彬が観音像を片付けようとします。

それを見た陳異は激しく反発。

父親との間で激しい口論になります。

その混乱の中で、観音像が壊れてしまいます。

陳異にとっては、母親とのつながりを象徴する大切なもの。

それが壊れたことで、さらに感情が爆発します。

そして陳異は家を飛び出してしまいます。

苗靖は観音像をきれいにしようとする

その後、苗靖は壊れてしまった観音像を何とかきれいにしようとします。

そこで川へ向かいます。

ところが、そこへ陳異もやってきます。

陳異は、苗靖が観音像をどうにかしようとしていると思い、観音像を取り上げます。

2人は揉み合いになり、苗靖は川へ落ちてしまいます。

苗靖は泳ぐことができません。

必死に助けを求めます。

しかし、そのときの苗靖には、陳異が自分を助けてくれなかったように見えます。

苗靖は「陳異に見捨てられた」と思う

苗靖は川で溺れ、意識を失います。

その後、母親の魏明珍が苗靖のそばで涙を流しているところから、苗靖は助かったことが分かります。

苗靖は母親に、陳異のことを訴えます。

「陳異に助けてもらえなかった」

苗靖から見れば、陳異は自分を突き落とした上に、助けようともしなかったように思えたのです。

しかし――

視聴者だけには別の事実が明かされます。

実は陳異が苗靖を助けていた

苗靖が知らないところで、陳異は川へ飛び込んでいました。

苗靖が本当に危険な状態になったとき、陳異が彼女を助けていたのです。

そして苗靖が無事であることを確認すると、その場を離れます。

つまり、

苗靖は「陳異に見捨てられた」と思っている。

でも実際には、

陳異は誰にも知られないところで苗靖を助けていた。

このすれ違いが、2人の関係の最初の大きなポイントになります。

陳異は、苗靖を大切に思っていることを素直に表現できません。

一方の苗靖は、陳異の本当の気持ちを知りません。

この「言葉にしない優しさ」と「伝わらない気持ち」が、後の2人の関係にも大きく影響していきます。

第1話で描かれる2人の関係

第1話を整理すると、陳異と苗靖の関係は、

出会う↓家族になる↓陳異が苗靖を拒絶↓観音像をめぐって衝突↓苗靖が川に落ちる↓陳異が密かに救う

という流れ。

そして現在の2011年では、そんな2人が再び顔を合わせます。

しかし、2人の間にはまだ解けていない過去があります。

第1話の注目ポイント

① 2011年から始まる意味

最初から1997年を描くのではなく、まず2011年の2人を見せることで、

「この2人の間に一体何があったの?」

という疑問を視聴者に持たせています。

苗靖はなぜ戻ってきたのか。

なぜ陳異は彼女を冷たく突き放すのか。

この謎が、過去の回想によって少しずつ明らかになっていきます。

②陳異は最初から単純な「悪い男」ではない

第1話だけを見ると、陳異は苗靖に意地悪をする嫌な少年にも見えます。

ところが、川の場面で印象が変わります。

誰にも言わずに苗靖を助けていた。

この場面によって、陳異の「不器用な優しさ」が初めて見えてきます。

③観音像が2人の関係を象徴している

観音像は単なる小道具ではありません。

陳異にとっては母親との思い出。

苗靖にとっては、新しい家族の中で陳異を理解しようとするきっかけ。

そして、その観音像をめぐって2人が衝突したことで、2人の関係が大きく動き始めます。

『野狗骨頭』第1話まとめ

第1話は、派手な恋愛展開というよりも、陳異と苗靖の「すべての始まり」を描く回です。

2011年、故郷に戻ってきた苗靖。

そして、台球館を営みながら過去を抱えて生きている陳異。

2人は再会しますが、その間には簡単には埋められない溝があります。

そして物語は1997年へ。

親同士の関係によって、突然「兄妹」のようになった幼い陳異と苗靖。

最初はお互いを受け入れられなかった2人ですが、川での出来事を通して、実は陳異が苗靖を守っていたことが分かります。

「嫌い」なのか、「守りたい」のか。

まだ本人たちにも整理できない感情が、ここから少しずつ形を変えていきます。

第1話は、後の2人の関係を理解するためにも、とても重要な「原点」のエピソードです。

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