『トッケビ』第4話のネタバレ・あらすじです。
第3話では、ウンタクがキム・シンのことを少しずつ理解し始め、二人の距離も近づいてきました。
そして第4話では、ついに大きな事実が明らかになります。
ウンタクは、本当に「トッケビの花嫁」だった――。
ところが、長い間花嫁を探し続けていたキム・シンは、なぜか素直に喜べません。
むしろ、
「本当にこの子が花嫁だったら、自分は死ぬことになる」
と、複雑な気持ちを抱えることになります。
さらにこの回では、キム・シンがウンタクに対して初めて感じる、ある特別な感情も描かれます。
ここから先はネタバレを含みます。
『トッケビ』主要登場人物
| 登場人物 | 役名 | 俳優 | どんな人物? |
| 🗡️ キム・シン | トッケビ | コン・ユ | 高麗時代の英雄。900年以上生き続ける不滅の存在。自分を死なせてくれる「トッケビの花嫁」を探している。 |
| 🕯️ チ・ウンタク | トッケビの花嫁 | キム・ゴウン | 幽霊が見える高校生。幼い頃に母を亡くし、親戚の家で暮らしている。キム・シンの胸に刺さった剣を見ることができる。 |
| 🖤 死神 | 死神 | イ・ドンウク | 死者をあの世へ送り届ける存在。キム・シンと同居することになる。 |
| 🌹 サニー | チキン店の社長 | ユ・インナ | 明るく気の強い女性。ウンタクがアルバイトをするチキン店の社長。 |
| 👑 王 | ワン・ヨ | キム・ミンジェ | 高麗時代の王。キム・シンの存在を恐れ、悲劇を引き起こす。 |
| 👸 王妃 | キム・シンの妹 | キム・ソヒョン | 高麗時代の王妃。キム・シンを慕っているが、兄とともに悲しい運命をたどる。 |
| 👵 サムシン | 三神ハルモニ | イエル | 人間の誕生や運命に関わる神秘的な存在。ウンタクの人生にも深く関わっている。 |
| 👵 老婆 | ウンタクを助ける謎の老婆 | キム・スヨン | 幼いウンタクの前に現れ、彼女を守る不思議な存在。 |
第4話の注目人物
🕯️チ・ウンタク
第4話で、ウンタクはついに自分が本当の「トッケビの花嫁」だと証明します。
しかも、ウンタク自身はかなり前からキム・シンの胸に刺さった剣が見えていたことを明かします。
🗡️キム・シン
ずっと探していた花嫁が目の前にいる。
それなのに、いざ見つかってみると素直に喜べないキム・シン。
なぜなら、花嫁が剣を抜けば、自分は永遠の命から解放されるからです。
「死にたい」と願ってきたはずなのに、ウンタクと出会ったことで、その気持ちに変化が生まれていきます。
🖤死神
キム・シンから「ウンタクには剣が見える」と聞かされ、二人の関係を見守ることになります。
そして、キム・シンがウンタクに惹かれていることにも気づき始めます。
🌹サニー
第3話で死神と出会ったサニー。
第4話でも二人の間には、どこか不思議なつながりを感じさせる場面が登場します。
第4話ネタバレ・あらすじ
「その剣、最初から見えてた」
キム・シンの前に立つウンタク。
これまで何度も「本当に自分がトッケビの花嫁なのか」と聞いてきた彼女ですが、キム・シンにはまだ確信がありません。
するとウンタクは、キム・シンの胸元を指差します。
そこには、誰にも見えないはずの剣。
そしてウンタクは言います。
「最初から見えていた」
キム・シンは言葉を失います。
やはり――。
この少女が、自分の探し続けていた「トッケビの花嫁」だったのです。
なぜ今まで言わなかったの?
キム・シンは、なぜ今まで剣が見えることを言わなかったのかとウンタクに尋ねます。
ウンタクにも理由がありました。
最初は、そんなことを簡単に口にするのは失礼だと思った。
そして、その後は怖かった。
もし「剣が見える」と言ったら、何が起こるのか分からない。
だから、ずっと黙っていたのです。
その話を聞いたキム・シンは、ますます複雑な気持ちになります。
何百年も探していた花嫁。
ようやく見つかった。
本来なら、喜ぶべきことです。
でも――。
ウンタクが剣を抜けば、自分はこの世から消える。
その事実が、急に現実味を帯びてきました。
「本当に花嫁だったんだ……」
ウンタク自身も、自分が本当に「トッケビの花嫁」だったことを知り、嬉しそうにします。
今まで何の価値もないと思っていた自分に、特別な意味があった。
それが、ウンタクには嬉しかったのです。
でもキム・シンは、そんなウンタクを前にしても素直になれません。
なぜなら――。
自分を終わらせることができる女性が、目の前にいるから。
キム・シンはウンタクを外で待たせると、急いで家の中へ戻ります。
向かった先は、死神の部屋。
そして、
「あの子、剣が見えるって!」
と、大慌てで報告します。
これまで何百年も花嫁を探してきた男とは思えないほどの慌てぶり(笑)。
死神は冷静だった
一方、死神はいたって冷静です。
「ずっと花嫁を探していたんだろう?」
そう言われると、キム・シンも何も言えません。
確かにそう。
ずっと探していた。
そして、ようやく見つかった。
なのに――。
キム・シンの心は、なぜか喜びだけではありませんでした。
死神は、
「本当に死にたいなら、自分がウンタクを連れていけばいい」
というような話をします。
その言葉に、キム・シンは一瞬嬉しそうな反応を見せます。
けれど、その直後には複雑な表情に。
自分は本当に死にたいのか。
それとも――。
もう少し生きていたいのか。
キム・シン自身にも分からなくなっていました。
ウンタクの家がなくなってしまう
そんな中、ウンタクにも大きな問題が起こります。
親戚一家がウンタクを家から追い出してしまったのです。
しかも、親戚たちはキム・シンから手に入れた金塊を現金化しようとして、警察に捕まることになります。
その金塊は盗難品だったためです。
さらに警察でウンタクについて尋ねられても、親戚たちは彼女の名前や住所さえ、うまく思い出せません。
こうしてウンタクは、完全に帰る場所を失ってしまいます。
「おじさん、私もここに住んじゃダメ?」
行く場所がなくなったウンタク。
そんな彼女が頼ったのは、もちろんキム・シンでした。
ウンタクは、キム・シンに自分を助けてほしいと頼みます。
キム・シンとしても、ウンタクを放っておくことはできません。
そこで、まずウンタクのために高級ホテルのスイートルームを用意します。
初めて見る豪華な部屋。
ウンタクは大喜び。
これまでとはまるで違う生活です。
でも――。
広すぎる部屋に一人でいると、やっぱり寂しくなってしまいます。
ウンタクはロウソクの火を吹き消します。
すると、キム・シンが現れます。
「どうして私を避けるの?」
ウンタクは、キム・シンに不満をぶつけます。
自分が剣のことを話してから、キム・シンが自分を避けている。
どうしてなのか。
ウンタクには、その理由が分かりません。
もちろん、キム・シンが悩んでいるのは「剣を抜かれたら自分が死ぬ」ということ。
でも、それをウンタクにはまだ話せません。
キム・シンは、ただ曖昧にごまかします。
キム・シン、ビール2缶で酔っぱらう(笑)
その後、二人は一緒に食事をすることになります。
そしてキム・シンは、ビールを飲み始めます。
ところが――。
キム・シンは、驚くほどお酒に弱かった(笑)。
少し飲んだだけなのに、すっかり酔っぱらってしまいます。
ウンタクは、そんなキム・シンを不思議そうに見つめます。
そして尋ねます。
「私は何人目の花嫁なの?」
キム・シンの答えは、
「最初で最後だ」
でした。
この言葉には、何百年もの間ずっと花嫁を待っていたキム・シンの思いが込められています。
「この剣を抜けば、私は……」
キム・シンは、ウンタクに剣のことを話します。
もし剣を抜けば、自分はどうなるのか。
それをウンタクはまだ知りません。
キム・シンは、剣を抜けば自分は「素敵になれる」というような言い方でごまかします。
本当は――。
死ぬのです。
でも、ウンタクにはその本当の意味を伝えられません。
そしてキム・シンは、ふとウンタクに言います。
「今日はただ君と笑っていたい」
この瞬間、キム・シンの心の中で何かが変わり始めていました。
死ぬことよりも、今この少女と一緒にいる時間を大切にしたい。
そんな気持ちが、少しずつ芽生えていたのです。
初雪の日に剣を抜く?
ウンタクは、キム・シンの話を聞いてひとつの提案をします。
剣を抜くのは、今じゃなくてもいい。
だったら――。
初雪の日に抜こう。
ウンタクは、そんな無邪気な約束をします。
キム・シンは、その言葉を聞きながら複雑な表情を浮かべます。
ウンタクにとっては、まだ単純な約束。
でもキム・シンにとっては、
「自分の人生が終わる日」
を意味するかもしれないのです。
翌日、季節外れの桜が咲く
翌朝。
ウンタクは学校へ向かいます。
すると――。
季節外れにもかかわらず、桜の花が咲いています。
なぜ?
実は、キム・シンの感情が大きく関係していました。
キム・シンが嬉しい気持ちになると、花が咲く。
つまり、前日のウンタクとの時間が、キム・シンにとってそれほど嬉しいものだったということ。
何百年も生きてきた男の心が、ひとりの少女によって少しずつ動かされているのです。
キム・シン、昨夜のことを思い出す
ところが、キム・シンは後になって青ざめます。
昨夜、自分がウンタクに何を話したのか。
酔っていたため、記憶が曖昧だったのです。
そして――。
剣を抜く話をウンタクにしてしまったことを思い出します。
「しまった……」
キム・シンは慌てます。
一方の死神は、そんなキム・シンを見て冷静に笑っています。
長い人生を生きてきたトッケビが、高校生の少女ひとりに振り回されている。
死神からすると、かなり面白い状況です。
キム・シン、ウンタクをカナダへ連れていく
キム・シンは学校へウンタクを迎えに行きます。
そして、そのままウンタクを連れて向かった先は――。
カナダ。
第1話でも登場した、キム・シンにとって特別な場所です。
ウンタクは大喜び。
「もしかして新婚旅行?」
そんなふうに考えてしまいます。
キム・シンは困った顔をしながらも、ウンタクと一緒に時間を過ごします。
二人で食事をし、街を歩く。
その時間は、まるで普通の恋人同士のようでした。
「その剣、誰が刺したの?」
ウンタクは、キム・シンに尋ねます。
胸に刺さった剣。
いったい誰が、なぜキム・シンにそんなことをしたのか。
キム・シンは静かに答えます。
「一番信頼していた人に」
その言葉には、高麗時代の悲劇が隠されています。
最も信頼していた人に裏切られた。
その過去を思い出すキム・シンの表情は、いつもの明るさとは違いました。
ウンタクも、それ以上は深く聞きません。
ウンタクが一人で手紙を書く
ホテルに戻ったウンタク。
彼女は自分の大切にしている本をキム・シンに渡します。
そして、ひとりで手紙を書きます。
手紙を書き終えたウンタクは、郵便ポストへ。
願いを込めるように、そっと投函します。
ウンタクにとって、キム・シンとの時間は少しずつ大切なものになっていました。
キム・シンがウンタクを見つめる
ホテルを出たウンタクは、公園へ向かいます。
そこにはキム・シンが待っていました。
ウンタクは、キム・シンを見つけると笑顔で駆け寄ります。
そして、いつものように明るく声をかけます。
キム・シンは、そんなウンタクをじっと見つめます。
なぜだろう。
ただの少女だったはずなのに。
いつからか、彼女の姿を見るだけで心が動く。
ウンタクが笑う。
その姿を見ているだけで、胸がざわめく。
キム・シンは、このとき初めて気づきます。
これは、恋なのかもしれない。
900年以上生きてきた男が――。
初めて恋をした瞬間でした。
「千年続く愛なんてあると思う?」
二人は公園を歩きます。
ウンタクは、キム・シンの長い人生について尋ねます。
何百年も生きている。
普通の人間なら、考えられないほど長い時間です。
ウンタクは、長生きできることを羨ましいと思います。
でもキム・シンは違います。
長く生きるということは、大切な人たちを何度も見送ることでもある。
自分だけが残されていく。
だから、キム・シンにとって「永遠」は幸せではありませんでした。
ウンタクはそんなキム・シンを見ながら、
悲しい愛もあると思う
と話します。
二人の間に、静かな時間が流れます。
ウンタク、剣を抜こうとする!
そして、ウンタクはキム・シンの胸に刺さった剣を抜こうとします。
キム・シンは慌てます。
「まだいい」と言う。
ウンタクは、そんなキム・シンを追いかけます。
二人はまるで子どものように、公園を走り回ります。
そこでウンタクは、キム・シンに不思議な力を使わせます。
「トッケビなんだから、もっとすごいことできるんでしょ?」
するとキム・シンは――。
噴水の水を操り、まるで剣のように変えてしまいます。
ウンタクは大喜び。
キム・シンも、少し得意げな表情になります。
そして二人は、水をかけ合って遊び始めます。
何百年もの孤独を抱えていたキム・シンが、ひとりの少女と無邪気に遊んでいる。
その姿は、これまでの彼とはまるで違っていました。
第4話を見た感想
第4話は、かなり重要な回です。
何より、
ウンタクが本当にトッケビの花嫁だった!
ということが正式に分かります。
でも、個人的に一番気になるのは、そこじゃないんですよね。
キム・シンの気持ちです。
ずっと、
「花嫁に剣を抜いてもらって死にたい」
と思っていたはずなのに。
ウンタクが本当に花嫁だと分かった途端、
「死にたくない」
という気持ちが出てきてしまう。
これって、もう完全にウンタクのことが大切になってきている証拠ですよね(笑)。
そしてカナダでウンタクを見つめるキム・シン。
ここ、すごく好きです。
ウンタクはいつものように笑っているだけ。
でもキム・シンのほうは、明らかに何かが違う。
「あ、この人、ウンタクのこと好きになったんだな」
と分かる瞬間です。
900年以上生きてきた男が、初めて恋をする。
しかも、その相手は自分を死なせることができる「花嫁」。
これから二人がどうなってしまうのか……。
幸せになってほしいと思う一方で、
「でも、剣を抜いたらキム・シンは消えてしまうんだよね?」
という切なさもあります。
そして、もうひとつ忘れてはいけないのが死神とサニー。
この二人の出会いにも、絶対に何か秘密がある。
第4話は、恋愛だけではなく、前世から続く運命の謎が少しずつ動き始める回でもあります。
ここから『トッケビ』は、ただのファンタジーラブストーリーではなくなっていきます。
「なぜこの4人は出会ったのか?」
その答えが、少しずつ見えてきそうです。

