はじめに
ついに最終回です。
第15話では、9年ぶりにシンとウンタクが再会。
ウンタクはまだシンとの記憶を取り戻していませんが、なぜか彼に惹かれていきます。
そしてシンも、
「未来は正しかった」
と、9年前に見た未来が現実になったことを知ります。
ここまで来たら、あとは幸せになるだけ!
……と思いたいところですが。
『トッケビ』の最終回は、そんなに簡単には終わりません。
今回は、
シンとウンタクの結婚
そして、
ウンタクに訪れる、あまりにも悲しい運命
が描かれます。
今回の注目人物
🗡️キム・シン(トッケビ)
ウンタクを愛し続けてきた不滅の存在。
9年ぶりにウンタクと再会し、もう一度彼女と生きることを選びます。
🕯️チ・ウンタク
29歳になったウンタク。
記憶を失っても、再びシンを好きになります。
そしてついにシンからプロポーズされます。
🖤死神
サニーとの過去を乗り越えようとする一方、最後までシンとウンタクを見守ります。
🌹サニー
死神との悲しい縁を終わらせるため、ある決断をします。
第16話「侘しく燦爛たるトッケビ」ネタバレ・あらすじ
桜の木の下で……
物語は、季節外れの桜の木の下から始まります。
そこにいるのは、
シンとウンタク。
9年ぶりに再会し、再び恋をするようになった2人。
そしてシンは、ウンタクにプロポーズします。
ウンタクの答えは――
「侘しく燦爛たる男の花嫁になる」
というもの。
シンがずっと探し続けてきた、
「トッケビの花嫁」
が、もう一度シンのもとに戻ってきた瞬間です。
「結婚しよう」
シンはウンタクにプロポーズ。
ウンタクもその気持ちに応えます。
そしてシンは、
「数日後に結婚しよう」
と、かなり急な話を始めます(笑)
いやいや……
9年ぶりに再会して、記憶を取り戻したと思ったら、
もう結婚!?
シンらしいといえば、シンらしいです(笑)
2人は結婚式の準備を始めます。
ドクファもびっくり!
シンがウンタクと結婚すると聞いたドクファ。
当然、
「おじさんが何者なのか知ってるの?」
という話になります。
ウンタクはもちろん知っています。
だって、
「トッケビだから。」
ウンタクにとっては、もう今さら隠すようなことでもありません。
ドクファからすれば、
「え?そこ普通に受け入れるの?」
という感じ(笑)
でもウンタクにとっては、
トッケビだろうが何だろうが、
好きな人は好きな人。
そんな2人の関係がよく分かる場面です。
ウンタク、運転免許を取る!
結婚を前に、ウンタクは運転免許を取得。
そしてシンが助手席に乗ることになります。
ところが……
シン、
めちゃくちゃ怖がっています(笑)
普段は剣を抜いたり、瞬間移動したり、未来を見たりするトッケビなのに、
ウンタクの運転には怯える(笑)
「右折」と言われて違う方向へ行きそうになるウンタクに、シンが必死に指導。
この2人のやり取りは、最終回の重たい展開の前に、ほっとできるシーンです。
サニーが突然いなくなる
幸せいっぱいのウンタクとは対照的に、
サニーはある決断をします。
死神とサニー。
2人は前世で、
キム・シンの妹・キム・ソンと、王ワン・ヨ
という悲しい関係でした。
そして今世でも、また出会いました。
でも、その縁をここで終わらせようとするサニー。
サニーは死神とウンタクに手紙を残して、店を出ていきます。
最後の別れ
死神とサニーは、思い出の歩道橋で再会します。
そしてサニーは、
「今生では、これで終わりにしましょう」
という決断を伝えます。
死神にとっては、あまりにもつらい別れ。
前世でも守れなかった。
今世でも、愛する女性を失う。
でもサニーは、
自分たちの悲しい縁を、ここで終わらせようとします。
最後にサニーが死神を抱きしめる場面。
ここも泣けます……。
シンが死神を慰める
サニーとの別れで落ち込む死神。
そんな死神を、シンが放っておくはずもありません。
シンは死神のために料理を作ります。
この2人、
最初は本当に仲が悪かったのに(笑)
いつの間にか、
家族みたいな存在
になっています。
シンが死神をからかいながらも、ちゃんとそばにいる。
この2人のブロマンスも『トッケビ』の大きな魅力でした。
そして、ついに結婚式
ウンタクとシンは結婚します。
大きな結婚式ではありません。
2人だけの、
小さくて温かい結婚式。
ウンタクのウェディングドレス姿を見たシン。
その表情が本当に嬉しそうなんです。
長い長い人生の中で、
ずっと一人だったシン。
「死にたい」と願っていたシンが、
今は、
「この人と生きたい」
と思っている。
それだけで胸がいっぱいになります。
死神も2人を祝福します。
そしてシンからウンタクへ。
ウンタクからシンへ。
ようやく2人が夫婦になった瞬間です。
幸せな時間
結婚後の2人は、本当に幸せそうです。
シンがウンタクを見つめる。
ウンタクがシンに話しかける。
何でもない会話をする。
それだけの時間なのに、
2人にとってはかけがえのない時間。
でも――
このドラマでは、
幸せな時間ほど不安になります。
なぜなら、ウンタクにはまだ、
「29歳で死ぬ」
という運命が残っていたからです。
死神のもとに、ウンタクの名簿が届く
そして、とうとうその時が来ます。
死神のもとに、
ウンタクの死の名簿
が届きます。
死神はウンタクが死ぬことを知ってしまいます。
でも、
「どうして?」
と思います。
ウンタクは今、幸せに生きている。
シンとも結婚した。
これからもっと幸せになるはずなのに。
それでも、
運命は変わらない。
ウンタクの最後の日
ウンタクはいつものようにシンと話します。
2人の間には、いつもの空気があります。
何気ない会話。
そして、
「右折は右だよ」
というような、以前の運転の話まで出てきます。
まさか、
これが最後になるなんて。
シンは知らない。
ウンタクも知らない。
その時間は、
いつもと変わらない幸せな時間でした。
突然の事故
ところが――
ウンタクが車を運転しているとき、
大きな事故が起こります。
下り坂でトラックのブレーキが効かなくなり、暴走。
その先には、
幼稚園のバス。
たくさんの子どもたちが乗っています。
このままでは、大勢の命が失われる。
その瞬間、
ウンタクはハンドルを切ります。
自分の車を、
トラックと幼稚園バスの間に入れる。
そして――
ウンタクは、
自分の命と引き換えに、
子どもたちを救います。
ウンタクの死は、
誰かに奪われた命ではありません。
最後の瞬間まで、
誰かを守ることを選んだ人生
だったのです。
シンとの最後の会話
事故の直前まで、
ウンタクはシンと話をしています。
いつものように。
普通に。
だからこそ、
ウンタクがいなくなったことを知ったシンは、
受け入れることができません。
そして――
シンは泣きます。
あれほど長い人生を生きてきたシンが、
声を上げて泣く。
ウンタクと出会って、
「生きたい」
と思うようになったシン。
そのウンタクが、
自分より先にいなくなってしまった。
「私も愛してる」
ウンタクが最後にシンへ残す想い。
それは、
「私も愛してる」
という気持ち。
シンにとっては、
何百年という長い人生の中で、
初めて心から愛した女性。
ウンタクにとっても、
短い人生の中で、
最も大切な人。
2人が一緒に過ごした時間は、
永遠ではありませんでした。
でも、
その一瞬一瞬が、2人にとって「燦爛たる時間」だった。
ウンタクは死神と再会する
ウンタクが亡くなったあと、
死神のもとへ向かいます。
そこでウンタクは、
死神と再会します。
かつて何度も会っていた死神。
でも今度は、
死者として会うことになります。
死神はウンタクを見送りながら、
彼女の人生を受け止めます。
そしてウンタクは、
次の人生へ向かいます。
そして、サニーと死神にも新しい人生が
時が流れます。
サニーと死神も、
それぞれ新しい人生へ。
2人は、
別の姿で生まれ変わります。
そして――
また出会います。
前世の記憶はありません。
それでも、
なぜか惹かれ合う。
まるで、
何度生まれ変わっても出会う運命
のように。
30年後……
さらに時間が流れます。
シンは今も生きています。
不滅の存在であるシンにとって、
時間はあまりにも長い。
ウンタクを失ったあとも、
ずっと彼女のことを思い続けています。
そんなシンの前に――
再び、
ウンタクの転生した姿
が現れます。
今度のウンタクは、
以前とはまったく違う人生を歩んでいます。
そして、
シンはその姿を静かに見つめます。
「また会えた」
ウンタクは何度も生まれ変わります。
シンは、
そのたびに彼女を待つ。
ウンタクが生きて、
死んで、
また別の人生へ。
そしてシンは、
そのすべてを見守ります。
寂しくて、
苦しくて、
それでも、
ウンタクにまた会える。
それがシンにとっての「永遠」でした。
最後のウンタク
そして物語の最後。
成長したウンタクの転生後の姿が登場します。
彼女は、
今度は少女ではありません。
一人の女性として人生を歩んでいます。
そしてシンは、
そんな彼女を遠くから見守ります。
記憶がなくてもいい。
前世を知らなくてもいい。
また恋をしてもいい。
また出会えばいい。
そうやって、
2人の物語は永遠に続いていく。
私の感想♡
いやもう……
最終回、泣くって!!
前半は、
「結婚だーーー♡」
って幸せいっぱいなのに、
後半になったら、
一気に地獄(笑)
ですよね。
特に、
ウンタクが事故に遭うところ。
本当に、
「え!?ここで!?」
ってなります。
しかもウンタクは、
自分が助かることより、
子どもたちを助けることを選ぶ。
最後までウンタクらしいんですよね。
シンが泣く姿が本当に苦しい
私が一番つらかったのは、
やっぱりシン。
ウンタクと出会う前のシンは、
「死にたい」
と思っていました。
永遠に生き続けることが苦しかった。
でもウンタクと出会って、
初めて、
「生きたい」
と思えるようになった。
なのに、
そのウンタクが先にいなくなってしまう。
長い人生を生きてきたシンだからこそ、
その喪失感は想像できないくらい大きいですよね。
でも、このドラマは「別れ」で終わらない
ここが『トッケビ』の好きなところ。
ウンタクが死んだから、
「はい、終わり」
ではないんですよね。
サニーと死神も、
転生してまた出会う。
ウンタクも、
何度も生まれ変わる。
そしてシンは、
その彼女を待ち続ける。
つまり、
「別れは終わりではない」
という形で物語を終わらせています。
だから悲しいのに、
最後には少し救われる。
『トッケビ』全16話を見終えて
最初は、
「900年以上生きているトッケビが、花嫁に剣を抜いてもらって死ぬ」
というファンタジーの話なのかなと思っていたけれど、
実際に最後まで見ると、
「誰かを愛することで、生きる意味を見つける物語」
だったんだなと思います。
死にたかったシンが、
ウンタクに出会って、
生きたいと思うようになる。
そしてウンタクも、
シンと出会って、
短い人生の中でたくさんの幸せを経験する。
2人が一緒に過ごした時間は決して長くありません。
それでも、
「どの日もよかった」
と思える時間だった。
それが、このドラマのタイトルにもつながっているように感じます。
私が『トッケビ』で一番好きだったところ
もちろん、
シン×ウンタクの恋愛♡
も大好きなんですが、
私が意外と好きだったのが、
シンと死神の関係。
最初は会えば喧嘩。
お互いに嫌味ばかり(笑)
なのに、
いつの間にか、
お互いのことを一番分かっている存在になっている。
そしてウンタクを守るときには、
ちゃんと協力する。
この4人、
シン・ウンタク・死神・サニー
の関係が本当に良かったです。
『トッケビ』完走!
全16話。
最初から最後まで、
笑ったり、
キュンキュンしたり、
「えーーー!」となったり、
そして最後は、
号泣(笑)
特にシンとウンタクの、
「また出会う」
という結末が、この作品らしくて好きでした。
悲しい別れが何度あっても、
また巡り会う。
それなら、
長い長い人生を生きるシンにとっても、
待つ意味があるのかもしれません。
「侘しく燦爛たる男の花嫁」
というウンタクの言葉から始まり、
最後まで、
美しくて、切なくて、燦爛たる物語でした♡
そして何より――
コン・ユのトッケビ、かっこよすぎました(笑)
