第23話は、第22話で明らかになった林屿森の交通事故の真相が、さらに深く掘り下げられる回です。
そして今回は、ずっと気になっていた
「林屿森は、いつから聂曦光を好きだったの?」
という疑問にも答えが出てきます。
なんと2人の出会いは、私たちが思っていたよりずっと前。
林屿森にとっては、ほんの小さな出来事だったはずの瞬間が、実はその後の人生を大きく変えることになっていたんです。
今回のエピソードの主な登場人物
| 登場人物 | 役柄 |
| 林屿森(宋威龙) | 双远で働く元外科医。聂曦光を一途に想っている |
| 聂曦光(赵今麦) | 林屿森の恋人。事故の真相を知ることになる |
| 聂程远 | 聂曦光の父親。林屿森との交際に反対していた |
| 马念媛 | 林屿森の事故の誤解を生んだ人物 |
| 钱芳萍 | 马念媛の母親 |
| 邵家琪 | 林屿森の友人。過去の出来事を知る人物 |
聂曦光が父親に事故の真相を伝える
第22話で、林屿森が3年前に会いに行こうとしていた相手が、実は聂曦光だったことが分かりました。
林屿森は「聂程远の娘と梅を見に行く」と思って車を走らせていた。
ところが、邵家琪が相手を勘違いしていたことから、林屿森は马念媛を聂程远の娘だと思ってしまいます。
そして、その途中で交通事故に遭ってしまった。
この事実を知った聂曦光は、父親の聂程远に電話します。
聂程远は当然、
「林屿森とは別れなさい」
という気持ちでいます。
娘が世間知らずだから、林屿森に騙されるのではないかと心配しているんです。
ところが聂曦光は、父親に落ち着いて真実を説明します。
林屿森は马念媛を追っていたわけではない。
林屿森は「聂程远の娘」に会いに行った。
そして、その相手は本当は聂曦光だった。
聂程远は娘から話を聞いて、ようやく自分が誤解していたことに気づきます。
聂程远、马念媛のところへ乗り込む!
真相を知った聂程远は怒りが収まりません。
過去の出来事を思い返してみると、どうも話がおかしい。
事故が起きた当時、马念媛からは、
「林屿森が自分を追いかけていて、その途中で事故に遭った」
というような話を聞いていました。
でも、まさか马念媛が、
「自分は聂程远の娘だ」
と林屿森側に誤解させていたとは思っていませんでした。
そこで聂程远は、直接马念媛と母親の钱芳萍の家へ向かいます。
玄関に入ってきた聂程远の顔を見て、2人もただならぬ雰囲気を察します。
そして聂程远は、はっきりと問いただします。
「お前、私の娘だと名乗ったのか?」
马念媛は「私はそんなこと言っていない」と弁解
马念媛は、
「そんなつもりはなかった」
というように言い訳します。
友人が勝手に誤解しただけだ、と。
しかし聂程远からすれば、そんな説明では納得できません。
林屿森はこの誤解によって事故に遭い、外科医としての人生まで失っています。
しかも、その事故のせいで自分自身も林屿森を誤解していた。
聂程远は怒りを抑えられません。
そして、
「全部お前のせいだったのか」
という思いを抱きます。
さらに、事故後に林屿森側との関係が悪化したことや、自分の会社にもさまざまな影響が出ていたことを思い出します。
聂程远にとっても、かなりショックな真実だったと思います。
钱芳萍の考え方にもびっくり……
聂程远が帰ったあと、钱芳萍は娘の马念媛を叱ります。
……と言っても、
「人を騙したことが悪い」
という感じではありません。
むしろ、
「どうして林屿森が一番弱っていたときに、もっと近づかなかったの」
というようなことを言うんです。
林屿森が事故で負傷した当時に、もっとそばにいていれば、彼をつかまえられたのに。
そんな考え方なんですよね。
この親子の会話を見ていると、馬念媛がなぜこんな行動を取ったのかも、少し分かる気がします。
もちろん、だからといって林屿森を巻き込んでいいわけではありません。
むしろ今回のことで、
「聂曦光と林屿森の恋を邪魔していた最大の原因は、過去の誤解だった」
ということがはっきりしてきました。
聂程远、ようやく娘への態度を少し改める
娘・聂曦光のことを誤解していたと気づいた聂程远。
そこで、姜云を通して聂曦光にお金を渡します。
「お小遣いとして渡して」
というような形です。
これを聞いた姜云は、
「急にどうしたの?」
と不思議に思います。
聂程远は素直に謝ることができないタイプなので、直接「父さんが悪かった」とは言えません。
でも、こういう行動を見ると、
娘のことを心配していたのは本当なんだな
とも思います。
ただし、聂曦光は母親の前で、父親と马念媛たちのことをあまり話したくありません。
そのため、知らないふりをします。
林屿森、突然の出張へ
そんな中、会社では聂曦光に、
「林总はしばらく出張です」
と伝えられます。
林屿森は突然、遠くへ出かけることにしたのです。
聂曦光は、
「どうして何も言ってくれなかったんだろう?」
と思います。
でも、自分自身が林屿森に大きな過去の傷を思い出させてしまったことも分かっています。
だから、あまり強く聞くこともできません。
林屿森は一人で西北へ
林屿森が向かったのは、
敦煌や武威など、中国西北部の地域。
そこで光伏発電の事業について調査しながら、一人で旅をします。
仕事のためでもありますが、同時に、
自分自身の気持ちを整理するための旅
でもあるように見えます。
これまで林屿森は、医師だった過去や事故のことをあまり話してきませんでした。
でも今回、聂曦光との関係を通して、改めて自分の過去と向き合うことになります。
旅先で偶然出会った人たち
夕方、林屿森が車を走らせていると、清潔能源の調査隊に出会います。
なんと相手の車が故障してしまったため、
「街まで乗せてもらえませんか?」
と頼まれます。
林屿森は快く乗せてあげます。
車の中では、お互いの仕事について話します。
林屿森は光伏産業の仕事をしているので、相手とも仕事の話が合います。
こういう旅先での偶然の出会いっていいですよね。
普段の生活から離れた場所だからこそ、林屿森も少しずつ気持ちを落ち着かせていきます。
そして、林屿森が聂曦光に手紙を書く
街に到着したあと、調査隊の人たちは林屿森を食事に誘います。
一緒に羊肉串を食べたり、安くて泊まりやすい民宿を紹介してもらったりします。
その民宿には、
絵はがきと封筒
が置いてありました。
林屿森はそれを見つけると、何枚か手に取ります。
そして……
聂曦光に手紙を書き始めます。
ここ、すごく好きなシーンです♡
今なら電話でもメッセージでも、すぐに連絡できます。
それなのに林屿森は、あえて手紙を書きます。
離れているからこそ、自分の気持ちをゆっくり整理しながら伝えたかったのかもしれません。
林屿森が思い出す「聂曦光との初対面」
そしてここからが、第23話の一番大事なところ。
林屿森は手紙を書きながら、
初めて聂曦光を見た日のこと
を思い出します。
実は2人が初めて出会ったのは、今からさかのぼること数年前。
ある宴会に林屿森が参加したことがきっかけでした。
林屿森は最初、宴会に行きたくなかった
当時の林屿森は、あまり社交的なタイプではありませんでした。
祖父からも、
「病院の前まで迎えに行くから」
と言われるほど。
林屿森自身は宴会に興味がなく、
「できれば行きたくない……」
という気持ち。
それでも仕方なく参加します。
会場に着いてからも、人と積極的に話そうとはせず、隅のほうに座っています。
今の林屿森からすると、ちょっと意外ですよね。
そこで「聂程远の娘」として登場した女性
その宴会には聂程远も参加していました。
そして一緒にいたのが、
马念媛。
ここが過去の誤解につながるポイントです。
周囲の人たちは、马念媛を聂程远の娘だと思ってしまいます。
ところが、そこに聂曦光が現れます。
そして、ある男性が马念媛に名刺を渡そうとした瞬間――
聂曦光が、その名刺をサッと取ってしまいます。
その「小さな行動」で林屿森は聂曦光に惹かれた
本当に何気ない出来事なんです。
でも林屿森にとっては、その瞬間が強烈に印象に残ります。
「この女の子は何なんだ?」
という感じだったのかもしれません。
聂曦光は、ただ名刺を取っただけ。
でも、その小さな行動が、
林屿森の心に残った。
そして、そこから彼女のことが気になっていきます。
つまり林屿森にとって、
聂曦光は3年前の事故の直前に初めて現れた女性ではありません。
もっと前から、すでに心の中に残っていた女性だったんです。
「だから林屿森は聂曦光を好きだったんだ……」
ここで第1話から見返したくなります。
最初の頃は、
「林屿森って、どうしてこんなに聂曦光を気にしているんだろう?」
と思っていたんですが、
第23話まで来て、その理由が少しずつ分かってきました。
林屿森にとって聂曦光は、
偶然出会って好きになった女性ではなく、ずっと心の中に残っていた女性。
だからこそ、3年前の事故も単なる偶然ではなく、
「聂曦光に会いに行く途中で起きた事故」
だったと知ると、2人の運命を感じます。
林屿森の旅は続く
一人で西北を旅する林屿森。
広大な砂漠や光伏発電所を見ながら、これまでの人生を振り返ります。
外科医になるという夢。
事故。
手のリハビリ。
医師を辞める決断。
そして、光伏産業への転身。
そこに今は、
聂曦光との恋
があります。
林屿森は一度、人生の大きな夢を失いました。
でも今は、新しい仕事を見つけ、新しい人生を歩んでいます。
そして何より、
もう一度、本当に大切な人と向き合おうとしている。
そんなことを感じさせる第23話でした。
第23話を見た感想
今回、かなり切ない回でした。
第22話で、
「林屿森の事故は聂曦光のためだった!」
と分かっただけでも衝撃だったのに、第23話ではさらに、
「実は林屿森はもっと前から聂曦光を気にしていた」
ということが分かりました。
しかも、きっかけが本当に小さな出来事。
聂曦光本人からしたら、
「名刺を取っただけ」
なんですよね(笑)。
でも、林屿森にとっては、それが忘れられない瞬間になっていた。
こういう、
「本人は何とも思っていないけれど、相手にとっては人生を変える瞬間だった」
という描写、すごく好きです♡
第23話の重要ポイント
💡①事故の誤解が完全に明らかに
林屿森は马念媛を追っていたのではなく、聂曦光に会うつもりだった。
💡②聂程远も誤解に気づく
马念媛が「聂程远の娘」と誤解される状況を利用していたことを知り、激怒します。
💡③林屿森が一人で旅に出る
敦煌・武威方面へ行き、光伏発電の仕事をしながら気持ちを整理します。
💡④林屿森が聂曦光に手紙を書く
旅先で絵はがきを見つけ、聂曦光への手紙を書き始めます。
💡⑤ 2人の本当の初対面が明らかに
宴会で出会った聂曦光の小さな行動が、林屿森の心に残っていました。
まとめ
第23話では、林屿森と聂曦光の恋が、実はずっと前から始まっていたことが分かりました。
3年前の事故。
林屿森が外科医を辞めたこと。
そして現在、光伏産業で働いていること。
そのすべての背景に、聂曦光との出会いがつながっています。
そして林屿森は旅先で、聂曦光への手紙を書き始めます。
ここから2人の関係がどう動くのか――。
第24話では、この手紙が聂曦光のもとに届き、2人の関係が大きく進展していきます♡
「もう一度、ちゃんと最初から恋を始める」
そんな雰囲気になっていく第23話でした。
